広島市や東京都狛江市などで起きた広域強盗事件で実行役とされた男に対し、東京地裁立川支部は7日、無期懲役の判決を言い渡しました。
判決を受けた永田陸人被告は、東京都狛江市など合わせて6つの事件の実行役として、強盗致死などの罪に問われていました。
判決によると永田被告は2022年、広島市西区の店舗兼住宅に仲間と押し入り、住人3人に暴行。このうち、男性1人に殺意を持って工具で強打し、約2700万円相当の金品を奪うなどしました。7日の判決公判で、東京地裁立川支部は「致命的な暴行を自ら行い、主導しており、実行役の中でも責任が際立って重い」などとして、求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。
永田被告はこれまでの裁判で、極刑を望む発言をしていました。
【2024年11月7日 放送】
この記事の動画はこちらから再生できます