県被団協の地域組織にあたる広島市原爆被害者の会が結成40年を記念し、11月9日、広島市内で会合を開きました。
会合には、広島市原爆被害者の会の会員など約50人が参加しました。会には被爆2世や3世も加入しており、現在の会員数は200人余りです。きょうの会合では、これまでの核兵器廃絶を柱とした活動を振り返るとともに、被爆者が減り続ける中でも、活動を継続していく意義を確認しました。
■広島市原爆被害者の会 田中聰司 副会長
「私たちの会をつくった先人たちがここにいたらね、ノーベル(平和)賞受賞を単に喜んでばかりいられないとこの喜びを核兵器を無くする運動に振り向けてどうそれを具体的にやっていくか」
田中副会長は「来年の被爆80年に向け、核兵器廃絶の機運をさらに高める活動をしていきたい」としています。
【2,024年11月9日 放送】
この記事の動画はこちらから再生できます