縁起物としておせち料理で重宝される「クワイ」の出荷が、生産量日本一の広島県福山市で始まりました。
集荷場には、1トン余りの「クワイ」が持ち込まれ、大きさや形などを確認しました。
「クワイ」は、芽が出ることから「めでたい」とされ、縁起物としておせち料理に用いられます。
福山市では、34戸の農家が生産し、全国シェアのおよそ6割を占めています。
今年は猛暑の影響が心配されましたが、水量を細かく管理しながら育て、質のよいできだということです。
■福山くわい出荷組合 喜多村眞次 組合長
「立派なクワイができたと思うので、おせちの時には特に購入してもらって、食事してもらいたい」
「クワイ」は来月21日まで、県内をはじめ東京や大阪などに出荷されます。
【2024年11月11日放送】
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