広島市内の県道でダンプカーと乗用車が衝突し4人が死傷した事故です。警察は14日、過失運転致死傷の疑いでダンプカーの運転手が勤務する会社に家宅捜索に入りました。
事故から2日たった14日。車が転落したカーブには、ガードレールが取り付けられていました。
■竹内嘉菜 記者 リポート
「午前10時前です。今、捜査員が段ボールを持って会社に家宅捜索に入りました」
捜索に入ったのは、ダンプカーの運転手が勤務していた広島市佐伯区の運送会社…。
事故は12日、安佐南区の県道で起きました。ダンプカーが反対車線にはみ出して乗用車と衝突し、橋の上から転落。乗用車に乗っていた夫婦2人が死亡し、娘が意識不明の重体に。ダンプカーの運転手も重傷を負いました。
警察は勤務先から運転日報や車両の整備記録などを押収。勤務実態や管理体制を調べる方針です。乗用車のドライブレコーダーには、ダンプカーの左前輪が浮いた状態で向かってくる様子が映っていたということです。警察はダンプカーが速度超過によりカーブを曲がり切れなかったことが原因とみて、運転手の回復を待って事情を聴く方針です。
(2024年11月14日放送)
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