土砂の流出の危険性が指摘されている広島市内の盛り土について県は説明会で、対策工事が必要としました。
広島市安佐南区上安町にある盛り土を巡っては、のり面の一部が崩れていることなどを受け、去年9月から、県がボーリング調査などを行ってきました。
17日の地元説明会で、県は調査の結果大雨が降った後、大きな地震が発生した場合、盛り土が崩れる危険性があると説明。
盛り土内部の地下水を取り除き、表面を保護するといった対策が必要としました。
■住民
「早い段階なら(盛り土を)撤去してもらうのが前提ですけど、対策工事をしても不安は残る」
一方、広島市は盛り土の工事事業者と土地所有者については調査中で、工事の実施は検討中としています。
【2024年11月17日 放送】
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