今月16日、広島市の小学校で、カセットコンロのボンベが爆発し、子どもなど9人がケガをする事故がありました。コンロを使用する際の注意点について、専門家に聞きました。
爆発事故は16日、広島市佐伯区の五日市南小学校で起きました。校庭で開かれていたのは、PTAによる祭り…。炭火を使って焼き鳥を提供していたテントの近くで、カセットコンロのボンベが爆発しました。
■保護者
「(テントの上に)屋根にかかるくらいの火が、ボンって見えましたね一瞬」
この事故で、小学生4人を含む9人がやけどなどのケガをしました。事故の詳しい原因はわかっておらず警察が捜査を続けています。祭りや家庭でも使われるカセットボンベ。どのような点に注意する必要があるのでしょうか。
こちらは様々な製品の事故に関する情報を集めている「NITE(ナイト)」の実験映像です。カセットボンベを高温の場所に放置すると…。ボンベが加熱して破裂し、漏れたガスに引火、激しい爆発が起きています。
■NITE 製品安全広報課 安元隆博さん
「保管する際、使用する際は、ストーブといった、暖房器具のそばや、炭の火を起こしているようなバーベキューコンロのそばですとか、そういった熱源の上、近くには置かないようにしていただきたい」
NITEは、「カセットコンロには、ボンベをしっかりと取り付けるなど、正しい使い方で使用する」よう、注意を呼びかけています。
【2024年11月18日放送】
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