広島市安佐南区でダンプカーと乗用車が衝突し男女2人が死亡した事故を受け、再発防止のための対策会議が開かれました。
■現場原因調査のようす
「あれらがブレーキ痕でしょ」
11月12日、2人が死亡する交通事故が起きた広島市安佐南区の県道。21日、広島県が主体となり、県警や広島市の関係者など約30人が原因などを調査するため現場を視察しました。
現場はループ橋につながる片側1車線の急なカーブです。正面衝突したはずみでダンプカーが10メートル以上、乗用車が3メートルから4メートルほど下に転落。乗用車の男女2人が死亡しました。
視察後、今後の対策などについて意見が交わされました。
■広島県警 交通企画課 宮庄律和 管理官
「特に下り坂の方はスピードを抑制するような対策というのをぜひぜひお願いしたい」
会議ではカーブを前にしっかり減速させる対策のほか、注意を知らせる標識を設置する案などがあがりました。
■広島県 交通安全対策室 金本至弘 室長補佐
「広島市や安佐南区役所といった道路管理者、もしくは県警と連携しながらやっていかなければいけない」
県は警察などと連携し原因を究明するとともに、年内をめどに対策案を取りまとめたいとしています。
(2024年11月21日放送)
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