広島の食材の魅力を発信するため新たな”駅弁”の開発が進んでいます。ブランド和牛の”比婆牛”を使った試作品がお披露目されました。
ミカンを使ったサラダにレモンと海苔の炊き込みご飯。主役は、広島を代表するブランド和牛「比婆牛」のローストビーフです。手がけたのは、リーガロイヤルホテル広島の若きシェフ迫谷心さん24歳です。「比婆牛」を使った新たな駅弁の開発リーダーを任されています。10月。迫谷さんは、食材への理解を深めようと庄原市の生産農家を視察。比婆牛の飼育環境や生産者の思いを聞きながら開発のヒントを探りました。そして25日、試作品がお披露目されました。迫谷シェフが考案したのは肉質の良さを最大限にいかす”比婆牛”のローストビーフです。
■迫谷シェフ
「甘みがあっておいしいですね」「赤身の部分の味がしっかりしているから
脂身がいきる。そういうお肉だなと思いました」
駅弁のメニューは、ほかにもレモンと海苔の洋風炊き込みご飯や瀬戸内産の真鯛のコロッケなど、広島食材がたっぷり。改良をさらにつづけ3月中旬の発売を予定しています。
【2024年11月25日放送】
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