障害者になりすまし、不正に購入した切符でアストラムラインに乗車し、それを指摘した駅員に暴行を加え、ケガをさせたとして男が逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、広島市安佐南区大塚西のアルバイト従業員の男(29)です。
警察によると男は11月2日午後11時過ぎ、アストラムライン本通駅で障害者割引の切符を不正に購入。3日午前0時過ぎ、広域公園前駅で降車後、改札口で不正乗車による追徴金を請求された際、駅員の男性の足を踏みつけ、ケガをさせた疑いです。
駅員の男性は右足の骨を折る重傷です。
男は当初、本通から大塚までの切符を購入していましたが、終点の広域公園前駅まで乗り過ごしたため、改札から出られなかったということです。
その場で駅員が男に対し、障害者手帳の確認を求めたところ、男は因縁をつけ、通常料金・490円の3倍となる割増料金・1470円を請求されたことで激高し、もみ合いとなった結果、暴行を加えたということです。
男は事件後、その場から立ち去っていましたが、防犯カメラの映像などから警察が特定。
調べに対し、「普通の切符を買ったし、1470円は払っています。傷害を負わせてはいません」と容疑を否認しています。
【2024年11月25日】