広島銀行の偽サイトに誘導し、現金をだまし取る手口で23件1500万円以上の被害が確認されており、広島銀行は注意を呼びかけています。
偽のメールやサイトが確認されたのは、今月23日。
広島銀行によると手口はこうです。
偽のメールのURLをクリックすると本物に似せた偽のインターネットバンキングのサイトに誘導。
契約者番号や口座番号、パスワードなどを入力させ、情報を入手し、引き出します。
被害は25日午後1時時点で、23件・1500万円以上に上るということです。
広島銀行は、今回のメールは広島銀行が発信したものではないとして「URLをクリック」したり、「偽サイトで契約者番号などを絶対に入力しない」よう、ホームページやSNSなどを通じて注意を呼びかけています。
【スタジオ】
(宮脇)
こちらが実際に送られてきた偽のメールと、そこにあるURLからアクセスした偽のサイトです。
いずれも「広島銀行」の文字やロゴがあり、本物のようにも見えます。
(森)私もよく利用しますし、本当に本物に見えますね。どう見分ければよいのでしょうか。
(宮脇)
偽物と本物のサイトを並べてみます。
ひと目では違いが分からないほど似ているんですね。
広島銀行は、極めて似せて作られており、本物のサイトのURLには原則、小文字で「hirogin」と記載されているので、まずはURLを確認してほしいとのことでした。
広島銀行では、メールでの案内をすることはあるということですが、今回のメールについては「広島銀行が送ったものではない」としています。
その上で、まずは「リンク先をクリックしない」仮にクリックした場合でも、
・契約者番号
・口座番号
・パスワード
といった個人情報を「絶対に入力しない」よう呼びかけています。
誤って入力してしまった場合など、問い合わせについてはこちらの番号で受け付けています。
●問い合わせ先(平日 午前9時~午後5時)
広島銀行営業企画部チャネル・ネットワーク企画室
・11月26日午前10時まで 082-504ー3869
・11月26日午前10時以降 0120-336-100
【2024年11月25日 放送】
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