当時2歳の長女に睡眠薬を飲ませた母親に有罪判決です。裁判官は、「自分の時間をつくりたいという動機に酌量の余地はない」と指摘しました。
判決を受けたのは、福山市の無職の30歳の女です。
判決などによると、女は2024年8月、自宅で当時2歳の長女に睡眠薬を混ぜたジュースを飲ませました。娘はその後、8時間に渡って意識障害となりました。
広島地裁福山支部で開かれた判決で、松本英男裁判官は、「重篤な障害を引き起こしかねない危険な犯行。自分の時間をつくりたいからという動機も、酌量の余地はない」と指摘。一方で、「反省の態度と更生の意欲を示している」として懲役6か月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
【2024年11月26日 放送】
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