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創部4年でインカレ初出場! 全国経験のない主将・副主将が率いる女子バスケ部 強さのヒミツに迫る!【アナたにプレゼン・テレビ派】

広島テレビ ニュース 2024年11月27日 15時40分

広島テレビのアナウンサーが、気になるテーマを自ら取材して、お伝えする『アナたにプレゼン』。有田優理香アナウンサーが、インターカレッジに初出場する女子バスケットボール部をプレゼンします。

広島テレビ 有田優理香アナウンサー

インターカレッジ、略して「インカレ」は全日本大学選手権のことで、大学生の全国大会のことです。バスケットボールで言うと、インカレがあるこの季節は1番盛り上がり、学生たちにとっては大きな目標となります。

創部わずか4年でインカレ初出場を決めた、女子バスケ部とは!?

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今回は、広島市南区の広島都市学園大学女子バスケットボール部を紹介します。創部4年目の若いチームで、13人の部員が所属しています。

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見事予選を突破し、11月29日に開幕するインカレに初出場を決めたことについて、主将の関口奈優さんにどんな舞台にしたいかを聞きました。

■広島都市学園大学女子バスケットボール部主将 関口奈優さん

「今まであったことをしっかりコートに出し切って、楽しんでプレーしたいです。」

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笑顔が素敵なとても元気な皆さんは、全国大会に向けて活気のある練習を行っていました。13人の部員の身長は全員170cm未満で、平均すると162.6cmだそうです。強豪チームと比較すると、サイズが一回り下がりますが、それをカバーする運動量とシュート精度を磨いてきました。

アノ人からアドバイスが…!!

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さらに、ドラゴンフライズの朝山正悟ヘッドコーチの存在も追い風となりました。

■ドラゴンフライズ 朝山正悟ヘッドコーチ

「こういう練習をする時も、自分たちの中でしっかりルールを決めて。ドリブルを3つまでというふうに決めた方が、よりできるはず。」

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朝山ヘッドコーチは、2024年の夏からトップアドバイザリーコーチを務めており、不定期でチームにアドバイスを送ってきました。選手たちもプロの指導に目を輝かせて、モチベーションアップにつなげていました。

強さのヒミツは「2人の絆」

ドラゴンフライズと同じぐらい、熱血な指導を大学でも行っている朝山コーチを始め、周りの応援を力に変えてきた広島都市学園大学女子バスケ部の強さの秘密は、キャプテンと副キャプテンの絆です。チームを創部時から引っ張ってきたのが、4年生でキャプテンの関口奈優さんと、同じく4年生で副キャプテンの科野有沙さんです。2人が入学した2021年にバスケ部が創部され、部の歴史をゼロから築いてきました。

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しかし、全国への道のりは簡単ではありませんでした。バスケットは1チーム5人でプレーしますが、創部時には6人でした。ケガのため4人で練習試合を戦ったこともあったそうです。追い打ちをかけるように、学業などを理由に同期たちが部を辞めていき、最後残ったのが関口さんと科野さんの2人でした。2人とも小・中・高と全国大会出場経験は無く、全国経験のない2人が考えたメニューで「インカレなんて行けるわけない」と、心ない言葉を掛けられたこともあったと言います。

「貢献」「仲間」「楽しい」「ポジティブ」「協力」など、盛りだくさん!

2人が心の支えにしてきたのが「インカレに絶対出る!」という強い諦めない思いです。体育館にあるホワイトボードには、インカレ出場のためには何をしたらいいのか、チーム全体で2人を中心に話し合い、出てきた言葉を記しました。

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さらに、大谷翔平選手も書いた「曼荼羅チャート」の真ん中には「インカレ出場」が書かれ、そのためには何をしたらいいのか、2人を中心に考えました。全国経験のない2人が、こんなにも強い思いを持って軸をぶらさずに活動してきました。

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練習中はもちろん、プライベートの時間も一緒に過ごして4年間高めあってきた2人に、どのような気持ちでチームを引っ張ってきたのかを聞きました。

■広島都市学園大学女子バスケットボール部主将 関口奈優さん

「自分の思いが強いから、バーっと言ってしまうこともあって、後輩たちに思いが伝わらなかったりっていうのがあったので、言い方とかも変えていったら、しっかり後輩たちも伝わって、ついてくるようになったので。」

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■広島都市学園大学女子バスケットボール部副主将 科野有沙さん

「強く言われたら気持ちが落ちてしまうじゃないですか。だから、その場の空気を盛り上げるような役割でいたいなと思って、ずっと行動してきました。」

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■広島都市学園大学女子バスケットボール部主将 関口奈優さん

「嫌われる勇気で伝えているつもりなんですけど、いざそういう雰囲気を見たら、どうしようという気持ちもあるけど、そうやってアリ(科野さん)がサポートしてくれるから、後輩たちもついてきてくれてるので、アリ(科野さん)がいてよかったな。」

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2人は学部が同じことから、練習以外の時間も「バスケノート」を書くなど、長い時間を共に過ごしてきました。

目標は「決勝リーグ進出!」

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目標は「予選を突破して、決勝リーグ進出!」です。そして、4年生の2人は「今まで一緒に戦ってきた。2人で戦う最後の舞台なので、楽しみたい。」と笑顔で話していました。新たな歴史を作る女子バスケ部に注目です。

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