ノーベル平和賞の受賞を祝おうと、広島でもパブリックビューイングが行われ、被爆者などが歴史的な瞬間を見守りました。
■渡邊洋輔 リポート
「こちら原爆資料館の地下1階では、授賞式の様子を見届けようと多くの人が集まっています」
■被爆者・梶矢文昭さん
「我々が長く長く続けてきたことがやっと世界に認められた、あるいは評価されたかと」
10日夜、広島市の原爆資料館では授賞式の様子が中継され、被爆者など約200人が見守りました。
■15歳で被爆した切明千枝子さん
「8月6日の広島の子供たちのような目にはあわせてはならないぞという思いが一層強くなりましたね。きょうもこういう会を開いていただいて」
■アメリカの学生
「We just never learned about the human side of like the Hibakusha perspective and so
I think this is really good way of broadcasting to the world that」
(私たちは被爆者の視点のような人間的な側面について学ぶことがなかったので、今回の受賞は世界に発信する良い方法だと思います」
広島市中区のカフェでも約20人の市民が集い、歴史的な瞬間を見届けました。
■核廃絶の活動に取り組む 田中美穂さん
「私自身の決意を新たにする日になったかなと。これまで以上に被爆者の皆さんの想いを自分の中に落とし込んで、動いていく」
(2024年12月11日放送)
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