15日から全国で年賀状の受け付けが始まりました。一方で、売り場で目立つのがことしで年賀状でのあいさつを終える「年賀じまい」の商品です。
広島中央郵便局では16日、受け付け開始のセレモニーが開かれ、子どもたちが自分で書いた年賀状を特設の郵便ポストに投かんしました。
■園児
「おじいちゃんに書きました」「あけましておめでとうございます」
一方、年賀状については、こんな声も…
■10代
「(出す予定)ないですね。ラインとかであけましておめでとうございます、って言うくらい」
■80代
「出してないです。携帯でつながってるから出さないからねと言っている」
■20代
「ことし出して終わろうと思ってます。かわいいはがきとか色々なところで売っているけど、1枚の値段がすごい上がっているので、絶対買わないな」
10月の郵便料金の値上げで、年賀はがきは1枚63円から85円になりました。
その影響は広島市内の雑貨店でも。
はがきそのものに加え、印刷代も上昇。年賀状関連の商品の多くが1割から2割ほど値上がりしたといいます。
■金丸真帆記者リポート
「色とりどりのデザインであふれた年賀状売り場のコーナー。ことしぐっと品数が増えたものがあります。それが年賀状じまいのコーナーです」
「ことしで年賀状を終える」と伝えるはがきやシールの品数を、去年の3倍ほどに増やしました。
■ハンズ広島店 文具担当 林裕子さん
「これを機に一区切りつけようかなという方が増えてこられたのかな。SNSに移行している」
はがきで贈る年始のあいさつが大きく変わりつつあります。
【2024年12月16日放送】
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