寮の費用を管理する口座から、現金を着服したなどとして書類送検された広島県警の元警察官の男性について、広島地検は17日付けで不起訴処分としました。
広島県警監察官室によると、県内の警察署に勤務していた元巡査長の男性(27)は今年4月、寮費を管理する口座から現金64万円を払い戻して着服したとして、今月6日に書類送検されました。この男性について広島地検は、17日付けで不起訴処分としました。理由については、「情状全般を考慮した」としています。広島県警は男性を停職1か月の懲戒処分としましたが、男性は依願退職しています。【2024年12月17日】