広島市の道路陥没事故を受け、松井市長は現場近くにある市営住宅2棟を解体する方針を明らかにしました。
■広島市 松井一実市長
「建物解体ということでやるほかないんじゃないかなと。18世帯の方々について、いろいろ話を進めてきて、解体方針というものについては、まずご理解いただいた」
陥没事故は2024年9月、広島市西区福島町で下水道の工事中に起きたものです。事故後の調査で、市は陥没現場から半径50メートル以内にある27棟のうち9棟を倒壊の危険性があると判定。このうち、市営住宅2棟について解体を決めました。また、向かい側にある福山通運広島主管支店の管理棟も解体する方針です。
一方、現場の地盤について、沈下のスピードはゆるやかになっているものの、一部ではまだ若干の沈下が続いているということです。
(2024年12月19日放送)
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