広島で被爆したあと、アメリカに渡り治療を受けた女性の1人、笹森恵子さんが亡くなったことがわかりました。92歳でした。
笹森恵子さんは中学1年の時、爆心地から1.5キロの鶴見橋付近で建物疎開の片付け作業中に被爆。10年後、顔や手などに負ったケロイドの治療のためアメリカに渡り、手術を受けました。
戦後は長年にわたり、日本やアメリカで被爆体験の証言活動を続けてきましたが、親族によると12月15日、老衰のためアメリカ・カリフォルニア州の自宅で亡くなりました。92歳でした。葬儀は未定だということです。
(2024年12月19日放送)
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