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中国インフラDXセンター完成 最新の遠隔化技術を体験【広島市】

広島テレビ ニュース 2024年12月24日 19時26分

工事現場などで活用される、最新の遠隔化技術を体験できる施設が広島市内に完成しました。

■テープカット

広島市安芸区に完成したのは「中国インフラDXセンター」です。最新のデジタル技術を使って遠隔でショベルカーを操縦したり、街に津波が押し寄せた場合の現地の状況確認などが体験できます。

■操縦

「設計に沿って掘ってくれるということで、初心者の人でも設計通りにできる」

この機器は、ショベルカーで掘り進める作業を疑似体験できます。設計データを機械に読み取らせ掘削する正確な深さを知らせる機能もあります。

遠隔化を進めることで、人手不足や被災地での危険を伴う作業など工事現場が抱える課題の解決が期待されます。

■中国技術事務所 近藤弘嗣 所長

「災害現場は非常に危険なものですから、ここのセンターで紹介しているような無人化施工の機器、遠隔機器、それに対応できる人材を増やしていくことで災害への対応能力も高まっていくのではないかなと」

体験は、事前の予約が必要で、中国技術事務所のホームページで誰でも申し込むことができます。

【2024年12月24日放送】

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