成人の日、広島市などで二十歳を祝う集いが開かれ会場は華やかなムードに包まれました。
■HIPPY ♪君に捧げる応援歌
広島を拠点に活動するシンガーソングライター、HIPPYと手話ダンスチームsignからの熱いエールで始まった広島市の「二十歳を祝うつどい」。約8000人が出席しました。
■誓いの言葉
「今年は、広島に原子爆弾が投下されてから80年という節目の年です。これから私たちは、改めて広島の歴史を胸に刻み、そして進化し続けるまちとともに、私たちの溢れんばかりの若い力で、『over the rainbow』、虹の彼方の明日に向かって、歩み続けていくことをここに誓います」
ハレの日に、広島市内の写真スタジオは着付けや撮影に大わらわ。一番早い予約はなんと朝4時半からだったといいます。
■見世田舞さん
「これはお母さんが手作りで作って、私の生まれた体重のクマちゃんです」
安佐南区出身の見世田舞さん。生まれたときから、節目にはこのスタジオで撮影しています。
ここまで育ててくれた両親と記念の家族写真も撮りました。
■母・佳美さん
「いい記念になりました。きれいにしてもらって嬉しいです」
■父・憲一さん
「節目節目で撮ってもらってるので、次は結婚の時になると思います。さみしいですけど」
この店舗からは、およそ70人が晴れ着姿で会場に向かいました。
■出席者
「高校時代がコロナ禍で、みんなで集まれなかったので、このままみんなで久しぶりに会える場があればいいなと思います」
「一人暮らしをしようと思っているのでちゃんと一人でいろいろできるようになりたいと思っています」
「育ててもらった親への感謝です。いろんな知識を大学で学んで日本史の先生になりたいと思っています」
県内で今年度二十歳を迎えたのは約2万7千人。この20年で2割近く減っています。
【2025年1月13日放送】
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