呉市の海上保安大学校で、厳しい寒さに耐え鍛錬する伝統の耐寒訓練が始まりました。
夜明け前の午前6時すぎ。飛び出してきたのは呉市の海上保安大学校の学生たちです。開校以来70年以上つづく、伝統の耐寒訓練。強靭な精神力と体力を養うのが目的です。半そで姿でカッターとよばれる小型ボートを1時間、漕ぎつづけました。
■初任科・中林勇飛さん
「厳しい寒さの中で訓練を行うことで精神力が鍛えられるかと思います」
■本科・大杉翼さん
「どのような状況でも冷静に対応できる海上保安官になりたいと思います」
訓練は1月23日まで続けられます。
(2025年1月16日放送)
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