広島県が進める新病院の整備計画を巡り、建設資材などの高騰の影響で当初の計画から大幅な見直しが必要なことが分かりました。
県は広島市東区二葉の里に「JR広島病院」や「県立広島病院」など4つの医療機関を統合し、新病院を整備する計画を進めています。総事業費は約1300億円から1400億円を見込んでいます。しかし、関係者によると、建設資材などの高騰の影響で当初の予定通り進めると費用が3割ほど膨らむことが予想され、「大幅な見直しが必要」だということです。
計画では現在の「JR広島病院」を立体駐車場に改修する予定ですが、県は医療関連施設として活用する案などを検討し、費用削減を図りたい考えです。
(2025年1月16日放送)
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