一時学生寮があった旧陸軍被服支廠のために役立ててほしいと、約165万円を寄付した看護学校の同窓会に感謝状が授与されました。
県から感謝状を贈られたのは、広島大学医学部附属看護学校の同窓会「親和会」です。
閉校から30年余で同窓会を解散することになり、残った繰越金をゆかりのある被服支廠のために活用してほしいと寄付を決めました。
看護学校の学生寮があったのは4号棟で、1958年から7年間、およそ250人がここで生活しました。
■卒業生 溝上五十鈴さん
「不自由なんだけど温かさがある」
■卒業生 田桑 恵子さん
「看護生活の原点がそこで培われたと思っております」
被服支廠では現在安全対策工事が進み、2026年度末に完了する見込みです。
【2025年1月22日放送】
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