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24年前の広島県福山市の殺人事件で被告の男は”無罪”を主張「記憶にないから分かりません」 DNA型が同一人物のものか犯人性が争点 

広島テレビ ニュース 2025年1月30日 11時6分

24年前、広島県福山市の住宅で主婦が刺殺された事件の裁判が30日始まり、被告の男は無罪を主張しました。

殺人などの罪で起訴されているのは、広島県福山市西新涯町の無職・竹森幸三被告70歳です。起訴状などによると、竹森被告は2001年2月、広島県福山市明王台の住宅に侵入。当時35歳の主婦の腹部を果物ナイフで刺すなどして殺害した疑いです。30日の初公判で、竹森被告は「記憶にないから分かりません」と起訴内容を否認。そして、弁護側は「DNA鑑定の結果の一部が竹森被告と一致していない」などとして無罪を主張しました。裁判は「現場に残されていた血痕のDNA型と竹森被告のDNA型が同一人物のものかどうか」の犯人性が争点で、判決は2月12日に言い渡される予定です。【2025年1月30日】

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