広島テレビの被爆80年に向けた取り組み『ネバーアゲイン』のひとつ「折り鶴プロジェクト」。被爆後、白血病のため12歳で亡くなった佐々木禎子さんの兄、雅弘さんは、禎子さんが折った鶴を国の内外に届けるなど、妹の思いを伝え続けてきました。
被爆後、白血病のため12歳で亡くなった佐々木禎子さんの兄、雅弘さんです。
■佐々木雅弘さん
「きょうだい思いで、我慢強いでしょ。このとき、相当痛かったはずですよ。でも、一回も痛いと言わない。親に心配をかけたくない。そういう子だったんですよ。」
禎子さんが折った鶴を国の内外に届けるなど、妹の思いを伝え続けてきました。
雅弘さんが、折り鶴に込めたメッセージは。
■佐々木雅弘さん
「思いやりの心を共有すると、平和な心につながる。平和な心は、一人一人だけが持つだけではなくて、つながることが大切ですよね。そういう象徴にしたい鶴なんです。」
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