3月27日に、広島市中区基町にある広島県庁の前に新スポットが誕生します。
広島県庁は、アストラムライン県庁前駅やバスセンター、広島電鉄紙屋町東電停のすぐそばで、公共交通機関でもアクセスしやすい場所にあります。周辺には、ひろしまゲートパークやエディオンピースウイング広島、広島城や原爆ドームなどがあり、多くの観光客で賑わいます。
新たな憩いの場となるスポットは、広島県庁の敷地内にあり、鯉城通りに面しています。敷地内にはすでに看板が設置され、完成までまもなくです。平屋が2棟あり、手前の砂の部分には芝生が敷かれる予定です。
元々、駐車場スペースだった敷地は、広島市の中心に近い一等地です。その有効活用のために、2024年4月から工事が行われていました。そして、3月27日の開業が迫る中、周辺で働く人々や訪れる観光客にも嬉しい飲食店が発表されました。
まず、東京に第1号店を構える広島初出店のベーカリーショップ「メルシー ライフ オーガニックス」です。創業時から自然由来の原材料にこだわり、パンを作っています。
こちらのお店の看板商品は「プレミアムクロワッサン」です。外はザクザクとしており、フランス産の発酵バターの芳醇な香りと、くちどけの良さを味わうことができます。また、開店を記念して、広島県産の3種類のレモンを使用した限定商品を発売します。出店する地域に合わせて新商品を開発することは、初めてだそうです。3月27日のグランドオープンに先駆け、3月12日に先行オープンを予定しています。
続いて、廿日市で生まれたコーヒー専門店「オムニバス ロースターズ モトマチ ハブ ステーション」です。店内で焙煎した最高品質のコーヒーが楽しめます。さらに、ローソンとポプラの特色を併せ持つ、ハイブリッド店舗のコンビニも出店します。建物の前面に広がる芝生広場や、県庁の敷地の横にある「県庁の森」と合わせて、街中で緑を感じられる空間が誕生します。
開業直後の3月29日と30日には、オープニングイベントを開催します。芝生広場でのマーケットや、音楽ライブを検討しているそうです。
広島県庁の敷地内に新スポットが誕生することで、街中に人々が憩える場所が増えることになります。また、一帯を回遊して楽しむイベントなども行われることから、街の賑わいの創出と魅力の向上に、今後も期待が寄せられます。