去年9月、広島市西区で道路が大規模に陥没した事故で、周辺の建物の本格的な解体工事が始まりました。
■小田成実記者リポート
「午前10時過ぎです。広島市西区の現場では、重機を使って、傾いた建物の解体作業が始まりました」
事故が起きたのは去年9月。広島市が発注した下水道の工事中に道路が陥没し、周辺の建物は、倒壊の危険性があると判定されました。12日の作業は30人体制で行われ、2台の大型重機を使って、福山通運の管理棟の柱や壁を取り壊しました。
■広島市下水道局 安部真一 建設担当課長
「今後の復旧に向けた工事の重要なステップになると考えております」
広島市は今後、周辺の市営住宅2棟も解体する予定で、7月末に作業を終えるとしています。
【2025年2月12日放送】
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