賃上げの動きが加速する中、2024年の夏季賞与はどのような状況になりそうなのか。帝国データバンクが調査結果を発表し「賞与あり」と回答した85.0％のうち「賞与が増加する」と回答した企業は39.5％だった。
夏季賞与が増加すると回答した企業を規模別に見ると「大企業」は47.2％（前年比4.9ポイント増）、「中小企業」は38.2％（同1.7ポイント増）、「小規模企業」は29.2％（同1.9ポイント増）という結果になった。
夏季賞与の増減率平均を見ると、1人当たり支給額は前年から平均2.0％増加。規模別に見ると「大企業」は4.1％増（同じ0.6ポイント増）、「中小企業」は1.7％増（同0.5ポイント減）だった。
6月7～11日にインターネットで調査した。有効回答企業数は1021社。