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「そよら成田ニュータウン」7月19日オープン どんなお店が入る?

ITmedia ビジネスオンライン 2024年6月19日 10時21分

 イオンリテール(千葉市)は、千葉県成田市に「そよら成田ニュータウン」を7月19日にオープンする。1992年に開業し、2024年2月29日に閉店したボンベルタ成田をリニューアルした。

 そよらは、イオンリテールが展開する都市型ショッピングセンター。そよら成田ニュータウンは本館(5階建て)とアネックス館(3階建て)から構成され、売場面積約3万5730平方メートル、専門店約80店舗と、そよらとしては最大規模となる。

 そよら成田ニュータウンでは、「時間消費」と「タイパ(タイムパフォーマンス)」の2つの価値を重視。時間消費の観点では、カフェ・レストランや習い事、美容室などのメンテナンス系サービス、イベントを充実させる。タイパの観点では、利用頻度の高いアイテムに絞った店ぞろえで、食品や日用品など日常の買い回り品について短時間で買いそろえられるコンパクトさを提供するという。

●千葉の郷土料理「房総太巻き寿司」も販売

 核店舗となる「イオンスタイル成田ニュータウン」では、銚子漁港で水揚げされた生まぐろやかじき、旬の鮮魚を毎週土曜日に店舗に直送し、午後1時ごろから対面鮮魚コーナーで販売。顧客の要望に合わせて、三枚おろしやお造りなどに調理する。また、千葉の郷土料理「房総太巻き寿司」や、銚子産のブランド真さばの「銚大吉さば」を使用した押し寿司も品ぞろえする。

 総菜売り場では、対面方式で量り売りで提供する「リワードキッチン」を展開。希少部位トモサンカクを使用したローストビーフや店内で焼き上げるハンバーグ、フレッシュモッツアレラのカプレーゼなど、約30種類の総菜を取りそろえる。

 冷凍食品売り場では、日常使いから外食グルメ、スイーツまで、約1100品目をラインアップ。韓国グルメの餃子やキンパ、チーズボールなどのほか、ロイヤルデリのドリアやグラタンなどを品ぞろえする。

 また、スマートフォンで商品のバーコードをスキャンし、専用セルフレジで会計する「レジゴー」も展開し、新たな買物体験を提供。調剤薬局も併設し、処方の待ち時間での買い物や店内回遊も可能となる。

●約80店舗の専門店

 本館1階はイオンスタイル成田ニュータウンと親和性の高い食物販売をメインとした構成で、ボンベルタ成田開業時から人気の老舗ベーカリー「ドンク」など、これまでも親しまれた店舗を展開する。

 本館2階はイオンファンタジーが手掛ける「ちきゅうのにわ“ぽっぷ”」を展開。0歳から小学生までの子どもとファミリーが楽しめる、地球や自然をテーマにしたプレイグラウンドとした。

 本館3階には、30~40代の子育て世帯の利用頻度が高い「ダイソー」やリユースショップ「セカンドストリート」など、雑貨やくらし系の専門店を展開する。

 本館4階には、成田市初の「BOOK&Cafe」を展開する「TSUTAYA BOOK STORE」やスペシャルティ コーヒーストア「スターバックス」などのカフェや、「サイゼリヤ」などレストラン5店舗からなるレストランゾーンを展開。メガネ店「JINS」やミセス向けのアパレルブランド6店舗も出店する。

 本館5階では、アミューズメントの「GIGO」やボウリング「ラクゾー」のほか、演奏スタジオ含めて展開する「島村楽器」やフィットネスの「カーブス」、クリニックなど、地域住民が通って利用できる店舗を多く展開する。

 イオンリテールでは「1992年にボンベルタ成田が開業以来32年間、近隣のみなさまとともに歩んできた。これまでのお付き合いを大切にするとともに、新しい集いの場として、さまざまなイベントを開催していく。地域のみなさまになじみ深い催し、成田ニュータウン祭りやクリスマスイベント、NARITA花火大会などに協賛するなど、より一層地域活性化に貢献していく」とコメントしている。

 営業時間は1階直営食品が午前8~午後10時、直営日用品が午前9~午後10時、イオン薬局が午前9~午後7時、専門店が午前9~午後9時(専門店の営業時間は店舗により異なる)。駐車台数は約800台、駐輪台数は349台。

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