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【サクッと解説】ソニーの新フラッグシップモデルスマホ「Xperia 1 VI」を3つのポイントで解説【2024年7月版】

Fav-Log by ITmedia 2024年7月6日 6時55分

 ソニーは6月にXperiaの新フラグシップモデル「Xperia 1 VI(マークシックス)」を発売しました。大手キャリアで取り扱われているほか、SIMフリーモデルもすでに展開されています。

 ここでは「Xperia 1 VI」の特徴について、3つのポイントで注目の機能・仕様をチェックしていきます。

●最大7.1倍の光学ズームが可能な望遠カメラ

 Xperia 1シリーズといえば、こだわりのカメラが特徴。今回のXperia 1 VIでは、超広角(16mm相当、1200万画素)、広角(24mm相当、4800万画素)、望遠(85-170mm相当、1200万画素)のトリプルカメラを搭載します。

 望遠カメラについては、光学ズーム(焦点距離85~170mm)に対応。前モデルよりもズーム倍率が高くなり、最大7.1倍までの撮影が可能になっているのがポイントです。

 撮影アプリに関して「Photography Pro」「Videography Pro」「Cinematography Pro」と複数のアプリが分かれていた機能が、「カメラ」アプリに統合されたことがトピック。ハードウェア面でも、シャッターボタンが大きくなり、カメラ持ちでの撮影がより行いやすくなりました。

 さらに、被写体が物陰に隠れてもピントを追従できる「AI姿勢推定」機能も追加されています。

●屋外でも見やすい画面と強化されたスピーカー

 ディスプレイは、輝度が前モデル比で約1.5倍に強化されたほか、直射日光下での視認性を上げる「サンライトビジョン」機能も搭載。屋外での視認性が向上したのは、撮影した画像を確認したり情報検索をしたりする際にメリットとなるでしょう。

 Xperia独自のAI技術によって、10億色相当の色データをもとに画質精度を向上させる機能も備わっています。

 またディスプレイだけでなく、スピーカーが強化されていることも見逃せないポイント。スピーカーユニットの性能が向上したことで、大音量時の歪みが低減されたほか、低音域が改良され、迫力のあるサウンドが実現されています。

 動画視聴や音楽鑑賞にもポテンシャルを発揮できる一台です。

●ゲームプレイに適した性能とスタミナ

 プロセッサーにQualcommの「Snapdragon 8 Gen3 Mobile Platform」を搭載。フラグシップらしい処理性能の高さで、ゲームアプリのプレイも快適に行えます。

 通信に関しても、次世代の無線規格である「Wi-Fi 7」をサポートしており、対応のWi-Fiルーターを使用している場合には、より快適な通信を行えます。

 ゲーミング関連の機能としては「ゲームエンハンサー」の新機能として「FPS Optimizer」が追加されていることがトピック。プレイ環境に応じて、フレームレートなどが最適化されるほか、タッチ操作の精度も向上しています。素早い反応が求められるゲームも快適にプレイできるでしょう。

 またバッテリー持ちが向上していることも見逃せません。例えば、動画の連続再生時間に関しては前モデルの約2倍相当となる36時間以上を実現しています。

●販路と価格について

 Xperia 1 VIはNTTドコモ、au、ソフトバンクが取り扱うほか、直販サイトでも販売されています。カラーバリエーションは「ブラック」「プラチナシルバー」「カーキグリーン」「スカーレット」の4種類。販路によって取り扱いカラーが異なります。

 ソニーストアでメモリ12GB/ストレージ256GBモデルを購入した場合の価格は18万9200円(税込)。上位モデルとしてメモリ12GB/ストレージ512GBモデルや、メモリ16GB/ストレージ512GBモデルも存在します。

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