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動画視聴やゲーム中の「スマホが熱い!」対策に 「シールタイプのスマホクーラー」3選 結露しない特殊な保冷剤など【2024年7月版】

Fav-Log by ITmedia 2024年7月8日 18時19分

 スマートフォンを長時間使用したり、負荷の高いアプリを使用したりしていると、スマホの発熱が気になってきます。スマホが発熱すると、熱暴走を起こして思わぬ誤動作を招いたり、スマホの寿命が短くなってしまったりします。

 そこで検討したいのが、スマホの発熱を抑えるための冷却グッズです。今回は、スマホ冷却グッズの中でも、価格がリーズナブルで手軽に使いやすい「シートタイプ」の製品を紹介します。

●発熱を抑制してスマホを守る

 スマホにはプロセッサーやバッテリーなど、発熱するパーツが数多く内蔵されています。特にバッテリーは発熱しやすく、充電中は注意が必要です。また、グラフィックスが凝ったゲームなど、負荷が大きいアプリの使用も発熱の大きな原因になります。そのため、充電しながらグラフィックスの多いゲームをするとあっという間に発熱してしまいます。

 スマホの温度が上がりすぎると「熱暴走」が起きることがあります。熱暴走するとさまざまなアプリや機能が動作しなくなったり、誤動作する恐れがあります。さらにひどい場合には、スマホの故障の原因にもなります。

 熱を抑えるためには、バックグラウンドで動作しているアプリを停止する、画面の明るさを下げる、スマホの操作を一旦停止する、といった対処法もありますが、市販の冷却グッズを使用するのも有効です。冷却グッズには大きく分けて、スマホに貼り付けて熱の放出を助けるシートタイプ、ジェルタイプのものと、電動ファンの風の力で冷却するものの2タイプがあります。使いやすいほうを選んで使用してみると良いでしょう。

●貼って剥がせる蓄熱式シート

 「スマ冷え Premium」は、スマホグッズを扱うHameeのスマホ用冷却シート。スマホの背面に貼って熱を吸収する蓄熱式のシートです。貼ったり剥がしたりできるので、スマホカバーを変えたり、機種変更をしたりしても引き続き使用できます。

 シート内部のマイクロカプセルが液化することで熱を吸収し、バッテリーの劣化や充電スピードの低下、突然のフリーズなどといったスマホの不具合を未然に防ぎます。蓄えた熱は空気中に放出され、冷却が進むとマイクロカプセルは個体に戻る仕組みで、長く使用し続けられるようになっています。

 厚さ0.9mmのため、スマホに貼った上からケースを装着したり、ワイヤレス充電も可能です。デザインも豊富で、例えば「ムーミン」デザインのラインアップでは「ムーミン/ビーチ」「ニョロニョロ/グリーン」「リトルミイ/アングリー」を展開。ほかにも「ディズニー&ピクサーキャラクター」のデザインシリーズも展開されています。Hameeの通販サイトでの価格は各2200円(税込、以下同)となっています。

●繰り返し使える特殊な保冷剤

 「冷やスマPRO」は、SixGrabのスマホ専用の保冷剤。スマホ全体をおおうサイズで、他の製品よりしっかり冷やしてくれそうな見た目です。

 一般的な保冷剤を使用すると、急激な温度変化によりスマホ内部で水滴が発生し故障の原因となります。本製品の保冷剤は常温で使用する特殊なものなので、冷却不要で水滴が発生する心配がありません。

 付属のラバーバンドでスマホに簡単に装着できます。バンドは伸縮するので、スマホのサイズに関わらず装着できます。Amazonでの価格は2380円となっています。

●結露しないPCM素材の冷却パッド

 「モバピタッCoolスマホ冷却パッド」は、エレコムのスマホ用冷却パッドです。28度以下で自然凍結するPCM素材を採用。溶けた後も、常温で冷却機能が復活し、繰り返し使用できます。凍結していても結露しない素材なので、水気によるスマホの故障を防ぎます。

 スマホの温度を最大約7.6度下げることが可能で、発熱による動作不良を防ぎます。約44(横)×70(縦)mmのコンパクトサイズで、小型のスマホでも背面カメラを覆わずに貼り付けられます。

 貼り付け面は自己粘着タイプのシリコン糊を使用しているので、何度でも貼り直しが可能。不使用時に粘着面へのほこりの付着を防ぐ、専用保管シートが付属します。Amazonでの価格は1980円。さらに大きなサイズのものもラインアップされています。

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