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【強コスパ】無印の「ドリンクボトル」がとてもいい。素材も使い勝手もうれしい逸品です

Fav-Log by ITmedia 2024年7月18日 17時39分

 本格レトルトカレーに生活雑貨、シンプルなアパレルなどなど、魅力的な商品であふれている無印良品ですが、筆者が個人的に最もグッと来ているのは「ドリンクボトル」。「それただのボトルでしょ?」と思われるかもしれませんが、すごく“使える”上にお手ごろ価格の逸品なんです!

●無印良品「目盛り付き ドリンクボトル」

 無印良品の「目盛り付き ドリンクボトル」は約500mlと約350mlの2サイズ。樹脂製で、保温保冷機能などはないシンプルなボトルです。

 各サイズとも、ボトル本体が無色のタイプと色つきのタイプの各2カラーがラインアップされていて、好みで選べます。個人的にはブルーのボトルが好きですね。お店に加えてAmazonなどでも手軽に買えるのがうれしいところです。

●「トライタン」でできている!

 まず力説しておきたいのは、このドリンクボトル、「トライタン」(Tritan)でできているんです!

 トライタンを開発したのは米イーストマン・ケミカル社。医療用の特殊素材などで知られている老舗です。

 「コポリエステル樹脂」を使ったトライタンは、軽いのに極めて割れにくく、熱にも強いという優れた素材。安全性への懸念があるBPA(ビスフェノールA)も一切使用されていません。医療用器具や哺乳瓶などに広く採用されています。

 樹脂ですが、ガラスのような透明感と光沢感があるのも特徴です。薬剤耐性も高いので、アルコールもバッチリ。飲み物に樹脂のにおいが移ることもありません。

 「あのサイゼリヤのワイン用デキャンタやワイングラスはトライタン製」と聞けば、「ああ、あれね!」となる方も多いのではないでしょうか。

●広口で目盛り付き!

 そんな優れた素材でできている無印のドリンクボトル。500ml、350mlとも同じ外径65mmで、ほっそりとスマートな印象です。手の小さな人でもホールドしやすく、リュックのサイドポケットにも入れやすいサイズ感です。

 ねじ込み式のふたを開けて使う直飲みタイプ。氷止めの内ぶたも付いています。実測で約45mm径の広口タイプなので、洗いやすいのもポイントです。

 ふたもパッキンレスなのでお手入れが簡単。その代わり、完全密封ではないので、横に倒したり横向きに置いたりすると液漏れすることがあるので注意しましょう。

 商品名にもなっているように、ボトル本体に目盛りが付いているのが便利。粉末を使ってスポーツ飲料を作る時や、水分摂取量の把握に役立ちます。

 持った感じはとても丈夫で安心感があります。耐熱温度は90度と、煮沸消毒もできるトライタン製哺乳瓶などと比べると低め。「熱いものは入れないでください」との注意書きがあるので、常温~冷たいもの限定で使ったほうがよさそうです。

●コスパがすごい!

 で、最も力説したいポイントが500mlサイズが250円(税込)、350mlサイズが190円(税込)というコスパの高さです。

 トライタン製ボトルと聞けば、アウトドア好きなら米国ブランド「ナルゲン」のボトルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ちなみにナルゲンのトライタン製500mlボトルの公式サイト価格は2200円(税込)です(素材の厚みや機能性は全く違いますが)。いろいろと探してみても、ここまで手頃なトライタン製ボトルは見当たりません。

 百均チェーンにもトライタン製ボトルが販売されていたのですが、最近になって素材が切り替わったため、現時点では無印のボトルがトライタン製としては最安クラスになるのではないかと思います。

 ドリンクボトルは暑い季節に大切な水分補給に加えて、アイデア次第で収納などにも幅広く使える、汎用性の高い便利なアイテム。安全性の高い素材を使ったボトルが手頃な値段でいつでも買えるのはうれしい限りです。

 今では無印のお店に行くたびになんとなく手にとって追い買いを検討してしまう自分がいます(笑)。今後、1Lサイズなども追加されると使い道が広がるかなと思ってみたり。みなさんもぜひチェックしてみてください。

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