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初心者OK! 関東から行きやすい「絶景が楽しめる夏でも涼しい山」3選 おすすめギアも紹介

Fav-Log by ITmedia 2024年7月25日 7時5分

 梅雨が明け、暑さが厳しい夏が到来しました。そこで今回は、夏の暑さを避けながら、美しい景色を堪能できる関東近郊の山々を紹介します。

 初心者も登れる標高の高い山と、快適な登山をサポートするおすすめギアをピックアップ。涼しい気候で爽やかな風を感じながら絶景を満喫できる山行は、リフレッシュにぴったり。夏休みの登山にもおすすめです。

●絶景が楽しめる夏でも涼しい山:霧ヶ峰

 「霧ヶ峰」は、長野県の八ヶ岳中信高原国定公園内にあり、最高峰の車山は1925m。その周辺に、遮るもののない緩やかな草原が広がっています。夏はニッコウキスゲやレンゲツツジなどの高山植物が咲き誇るお花畑を楽しめるのが魅力。8月の最高気温の月平均は24度と、ふもとよりも5~10度ほど低く、清々しい空気を満喫できます。

 車山山頂までは、車山駐車場から2本のリフトを乗り継いで15分ほどで到着。天気が良ければ、八ヶ岳や南アルプスも見渡せるパノラマの絶景が広がります。そこから天然記念物に指定されている車山湿原を歩き、再びリフトで下山するコースは、トータルの所要時間が2時間ほど。山歩きに慣れていなくても無理なく大自然を楽しめます。

 たっぷり歩きたい人は、霧ヶ峰高原の外周を4時間かけて歩くコースもおすすめです。車山湿原と同じ天然記念物である八島湿原も歩け、貴重な自然を堪能できます。

霧ヶ峰歩きにおすすめのギア:ザ・ノース・フェイス ブリマーハット

 遮るものがない道を歩くため、ツバの広いハットで紫外線対策をしましょう。

●絶景が楽しめる夏でも涼しい山:木曽駒ヶ岳

 標高2956mの「木曽駒ヶ岳」は、中央アルプスに位置する日本百名山。関東からはマイカーのほか、電車やバスを利用してロープウェイ発着駅のしらび平駅まで行くことができます。

 木曽駒ヶ岳の魅力は、初心者でも登りやすいこと。中腹の千畳敷カールまでは駒ヶ岳ロープウェイで一気に標高を上げることができるため、多くの登山者や観光客で賑わいます。

 千畳敷カールと山頂の往復は約4時間。登山道はゴツゴツとした岩が多いものの、しっかりとした登山装備を整えれば初心者でも楽しめます。

 途中には急な坂もありますが、危険な箇所は少なく、岩肌や高山植物のお花畑が広がる景色は、まさに日本アルプスの魅力を感じさせてくれます。これから登山レベルを上げたい方にも、ぜひ挑戦してほしいコースです。

 中腹の宝剣山荘に一泊するプランもおすすめ。時間に余裕ができるため、ゆっくりと高山植物や周辺の山々の絶景を楽しむことができます。また、山荘から眺める夕日やご来光は、心に残る素晴らしい体験となるでしょう。

木曽駒ヶ岳登山におすすめのギア:キーン ピレニーズ

 岩の多い道を歩く際には、ソールが硬いトレッキングシューズを選ぶと安心です。

●絶景が楽しめる夏でも涼しい山:唐松岳

 北アルプス入門の山としても人気を集める「唐松岳」。飛騨山脈にあり、標高は約2696mです。標高は高いものの、ふもとの白馬八方尾根スキー場からゴンドラとリフトを使えば標高1830mの八方池山荘まで一気に上がることができます。

 そこから八方池までは約90分ほど。白馬連峰が池に映る神秘的な絶景を見ることができます。そこから唐松岳山頂まではプラス3時間ほど。きちんとした装備があり、ある程度山歩きになれた人であれば登ることができます。

 山頂付近では、白馬三山や立山連峰が見渡せるほか、色とりどりの高山植物にも出会えます。日帰りでも歩くことはできますが、唐松岳頂上山荘に泊まるのもおすすめ。夕日や星空、ご来光など、大自然のあらゆる表情に出会えます。初めての小屋泊登山にもおすすめです。

唐松岳登山におすすめのギア:ミレー サースフェー

 北アルプスの日帰り登山または小屋泊登山には、30L前後のザックがおすすめです。

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