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【アマプラ】暑い日に見たい「ホラー・スリラー映画」3選 ゾクゾク・ひんやり気分を味わおう!

Fav-Log by ITmedia 2024年7月31日 16時50分

 夏の風物詩といえば、ホラーやスリラー映画です。地域によっては酷暑が続いていますが、ホラー映画を見てゾワっと・ひんやり気分になってみてはいかがでしょうか。

 今回は、ドキドキ・ゾワゾワした感覚が止まらない「ホラー・スリラー映画」3作品を紹介します。全て「Amazonプライム・ビデオ」で視聴可能な作品をピックアップしています。また今回は、極端な描写やR指定作品も含むので、大人が楽しめる作品になっています。

●アマプラで楽しめる「ホラー・スリラー映画」おすすめ1:FALL/フォール

 「FALL/フォール」は、2022年に公開されたアメリカ製作のスリラー映画です。老朽化したテレビ塔の頂上に取り残された女性2人を巡る物語となっています。

 冒険好きな主人公・ベッキーは、クライミング中の事故で夫を亡くして以来悲しみに暮れています。そんな様子を見かねたクライマー仲間で親友のハンターは、ベッキーを勇気づけようと、高さ600メートルある解体寸前のテレビ塔へのクライミングに誘うのですが……。

 頂上まで登りきったものの、降りるための唯一の手段だったはしごが突然崩落してしまいます。高さ600メートルに取り残された2人の、4日間に渡るサバイバルスリラーです。

 とにかく高所での映像が多いため、高所恐怖症の人はもちろん、そうでない人にとってもゾワゾワする展開と映像が続きます。1986年のカリフォルニア州で建設された実際の鉄塔がモデルとなっており、そのことを知って見ると余計に怖さも増します。

 東京スカイツリーが634mですので、それに匹敵する高さまで登った物語だと思うと本当に恐ろしいものです。

●アマプラで楽しめる「ホラー・スリラー映画」おすすめ2:ミッドサマー

 「ミッドサマー」は、2019年に公開されたアメリカ映画です。カルト的な宗教が絡んでいる物語で、「サイコロジカルホラー映画」ともいわれている本作。日本ではR15+指定です(ディレクターズ・カット版はR18+指定)。

 ある事故で家族を失ったダニーは、大学の友人や恋人らとスウェーデンで行われる「90年に一度の祝祭」を訪れます。そこにある小さな村は白夜によって夜通し明るく、のどかで魅力的な雰囲気がありましたが、ダニーは次第に違和感を覚えます。ここは北欧の異教を信仰しているカルト的な共同体だったのです。

 映画を通して終始漂う違和感と不気味な展開の連続で、物語が進むにつれて怖さが増していきます。カルト集団による理解しがたい風習や儀式は怖さを増幅させますが、一方でどんどん引き込まれていく面白さもあります。

 村の集団が身につけている白い衣装と青い空、美しい景色に安心感ややすらぎを覚えるからこそ、その後の怖い展開がたまりません。ダニーらと同じ目線になるとより作品に入り込んで楽しめます。

●アマプラで楽しめる「ホラー・スリラー映画」おすすめ3:M3GAN/ミーガン

 「M3GAN/ミーガン」は2022年公開のアメリカ映画で、SFホラー作品です。子供を守るためのAI人形が引き起こす惨劇を、ホラーテイストで描いています。

 子供にとって最高の友達、親にとって最高の協力者になるようにプログラムされたAI人形「ミーガン」。特定の持ち主のものになることで、行動や気持ちを学習し、持ち主に合わせて進化していく高性能のAI人形です。

 両親を亡くした9歳の女の子・ケイディのもとにやってきたミーガン。交流によって絆を深め、ケイディもミーガンに懐いていきます。しかしその愛情がエスカレートしてしまい、ミーガンが暴走を始めてしまうのです。

 人工知能の暴走をテーマに描いた作品ですが、ケイディを守るために学校のいじめっ子などを殺害するほどの暴走ぶりには恐怖を覚えずにはいられません。そのうえAIを取り入れる生活が進む現代で、ミーガンの暴走が他人事ではないと想像できるからこその怖さもあります。

 本作は続編の製作も決定しており、AIを扱った新時代のホラー映画の金字塔になるかもしれません。

 今回紹介した3作品は怖さの種類が異なりますが、いずれも背筋が凍るような恐怖があります。その分、夏の暑さを忘れられるひとときになるかもしれません。ぜひ今夏はホラーやスリラー映画も楽しんでみてください。

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