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「グリーンバック」折りたたみタイプのおすすめ3選 Web会議やライブ配信の背景合成をキレイに【2024年8月版】

Fav-Log by ITmedia 2024年8月3日 17時37分

 Web会議や動画配信で、背景を画像にすれば、部屋の様子を配信先に見られることがなく、多少散らかっていても気にする必要がないので助かりますよね。

 今回はそんな背景画像の利用など、映像の合成に欠かせない「グリーンバック」の中でも、手軽に扱える折りたたみタイプのおすすめを紹介します。

●1つの色を映像から除去する「クロマキー」

 映像から特定の色の部分を除去し、別の映像を合成する技術を「クロマキー」と言います。クロマキーを利用するには、「グリーンバック」や「ブルーバック」というスクリーンをバックに設置し、その部分を別の映像に置き換えます。フィルム映画などのアナログの時代にはブルースクリーンが主流でしたが、デジタル技術の進化に伴い、現在はグリーンが主流となっています。

 ZoomやGoogle MeetなどのWeb会議ソフトにも背景を付ける機能がついていますが、背景をグリーンバックを使用して1色のみにすることで、背景と自身との境目が比較的きれいになり、PCの負荷も軽減されるというメリットもあります。なお、Zoomの場合はグリーンバックに対応しているので、グリーンバックの有効性はより高くなります。

 グリーンバックには、手軽に扱える折りたたみ式のものから、スタンドに吊り下げるロールタイプのものなどがあります。Web会議用であれば折りたたみ式のコンパクトなものがおすすめです。ダンス動画でクロマキーで背景合成したいといった、全身を写し込むような場合には、スタンドを立ててロールタイプのものを用意したいところです。

●ブルーバックにもできるリバーシブルタイプ|サンワダイレクト 200-DGCAM035

 サンワダイレクトの自立式グリーンバックです。ポップアップ式のスクリーンと折りたたみ式スタンドのセットで、簡単に設置して使用できます。折りたためばコンパクトになり、付属の専用キャリングケースに収納して手軽に持ち運びできます。

 片面がグリーン、もう片面がブルーと、両面が使えるリバーシブルタイプとなっており、衣装や周囲の色、照明などの環境に合わせて使い分けられます。日中や明るい背景の合成にはグリーン、夜景などの暗い背景を合成する際にはブルーといったように場面に応じたクロマキー合成ができます。

 スクリーンサイズは約200×150cm。1人使用にちょうどいいサイズで、縦でも横でも、どちらにも使用できるので、シーンに応じて縦と横を使い分けるのも良いでしょう。サンワダイレクトの販売価格は9980円(税込)です。

●壁に立てかけて使える折りたたみタイプ|エツミ E-2304

 写真用品メーカー、エツミのクロマキー背景スクリーンです。ばねフレームを採用しており、すばやく設置することができます。

 Web会議などのビジネスシーンはもちろん、ライブストリーム動画やYouTubeの撮影などのクロマキー合成に適しています。グリーンとブルーのリバーシブルタイプなので、服の色や環境に応じて使い分けられます。

 壁掛けで使用できるほか、ポール取り付けループがついているので、別売りのスタンドに設置することもできます。エツミ オンラインショップ価格は5940円(税込)です。

●大きめサイズの折りたたみモデル|NEEWER ポップアップ折りたたみ式背景

 撮影機器ブランドのNEEWERのクロマキー用背景です。折りたたみ式ながら、生地に縫い付けられた丈夫なスチールフレームにより、しわのない形を保ちます。

 壁やドアに立てかけて使えるほか、サポートスタンドとセットでの購入も可能で、スタンドに取り付けての使用もできます。こちらの製品もリバーシブルタイプとなっており、ブルーとグリーンの背景をシーンに合わせて使用できます。

 展開時のサイズは150×200cmと大きめ。横向きで設置すれば2人での利用もできます。NEEWER公式サイト価格は9360円(税込)です。

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