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車中泊ユーザーがおすすめする「ポータブルクーラー」3選 コンパクトでもしっかり冷える、アウトドアで便利なモデル

Fav-Log by ITmedia 2024年8月4日 9時50分

 キャンプや車中泊など、夏のアウトドアシーンで活躍する「ポータブルクーラー」。ポータブル電源の普及により、この数年で人気が高まっており、さまざまなメーカーから多くの製品が販売されています。

 自宅でも、寝室や子供部屋などの仕切られた空間ならしっかりと冷やすことができるため、日常使用も可能です。

 今回の記事では、夏の車中泊の必須アイテム「ポータブルクーラー」の中から、車中泊ユーザーである筆者のおすすめ製品を3つ紹介します。

●暑さが厳しい日も「ポータブルクーラー」で快適に車中泊!

 温暖化の影響で、年々夏の暑さが厳しくなっています。場所によっては40度近い気温を記録することもあり、梅雨明けから9月下旬くらいまでの期間は、ただ外にいるだけでも危険と言われるほど暑い日々が続きます。

 そんな暑さの厳しい日本で、真夏にキャンプや車中泊を楽しむためには「ポータブルクーラー」が必須! 快適性はもちろん、安全面を考えても、テント内や車内を冷やして体温を下げることができるポータブルクーラーがあると安心です。

 この記事では、車中泊ユーザーの筆者がおすすめするポータブルクーラーを、新モデル含めて3つ紹介します。車やテントの広さ、大きさ、使用する人数などを考慮して、最適なものを選んでみてください。

●おすすめポータブルクーラー1:山善「バッテリー対応コンパクトクーラー」

 最初に紹介するのは、2024年に登場した山善初のバッテリー家電シリーズ「ELEIN」のポータブルクーラー「バッテリー対応コンパクトクーラー」です。

 冷房能力は400Wと、今回紹介する他の商品と比べると若干パワーは弱めです。しかし周辺温度マイナス10度という冷房能力で、車内やテント内・寝室などの個室をしっかり冷やすことができます。軽キャンピングカーや1~2人用のテントなら、真夏でも問題なく使用することができます。

 サイズは約23(幅)×32.2(高さ)×47.4(奥行)cm、重さは約8.5kgとコンパクト設計なのがうれしいポイント。消費電力は200W。ポータブル電源などAC電源での使用はもちろん、ELEINのバッテリー(最大4個装着可能)を利用すれば、コードレスで使うことも可能です。

 排熱ダクトも付属し、温風をダクト経由で外へ排熱することができます。仕切られた空間内をしっかりと冷やすことができるため、夏のキャンプや車中泊も快適です。公式ECサイトの販売価格は、7万7550円(税込、以下同)です。

●おすすめポータブルクーラー2:ZY.Hyisinn「ポータブルエアコン」

 ZY.Hyisinn「ポータブルエアコン」は、レトロなデザインとかわいらしいカラーが特徴のポータブルクーラーです。本体サイズは約24.2(幅)×24.5(高さ)×35(奥行)cm、重さは約5kgと、ポータブルクーラーの中でも非常にコンパクトです。

 冷房能力は528Wと、本体のサイズ感からは想像できないようなパワーがあります。1.8~2.5畳の広さに対応しており、1~3人用のテントやワンボックスタイプの車両におすすめです。

 冷房、強冷、送風、睡眠、除湿、照明と6つのモードがあり、本体上部のボタンとダイヤルでモードと温度の設定が可能。リモコンも付属しているため、ベッド上など離れた場所からの操作も可能です。

 消費電力は200W。2000Whのポータブル電源があれば、一晩使用しても問題ありません。朝まで涼しく、ぐっすりと眠ることができます。

 こちらも付属の排熱ダクトを付けることで、背面からの温風を車外に排熱することができます。使用時には排熱ダクトと共に付属の排水ホースも接続し、本体内に溜まった水分を排出しながら使ってください。実売価格は8万円前後です。

●おすすめポータブルクーラー3:BougeRV「ポータブルエアコン 1100W/4000BTU」

 最後に紹介するのは、BougeRVより2024年に発売された「ポータブルエアコン 1100W/4000BTU」です。冷房能力は、今回紹介した製品の中でも1番パワーのある1100W。2~3.7畳ほどのスペースを強力に冷やすことができるので、車中泊やテント泊にも最適です。

 冷房・急速冷房・送風・睡眠の4つのモードから選択可能で、特に睡眠モードでは約45dBの静かな運転音と、250Wの省エネ運転を実現しています。

 本体サイズは30.7(幅)×35.5(高さ)×51.6(奥行)cmと少し大きめ。重量も約14.6kgと、ずっしりとした重さがあります。その分ハイパワーなので、大きめのロングタイプバンでも、問題なく車内を冷やすことができます。3~4人用の大きめテントも、しっかりと冷やすことが可能です。

 他の製品同様、排水用のホースが付属していますが、使用時は内蔵の水ポンプが稼働し、水分を蒸発させることで排水の手間を削減しています。長時間使用の際は、念の為排水ホースの接続が推奨されていますが、短時間であれば排水の心配なく使用することができます。公式ECサイトの販売価格は12万9800円です。

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