Infoseek 楽天

「谷川岳」経験者がおすすめする登山ルートと楽しみ方! おすすめギアも紹介

Fav-Log by ITmedia 2024年8月14日 7時15分

 群馬県と新潟県の県境に位置する「谷川岳」は、美しい景観と多彩なルート、そしてアクセスの良さで初心者から経験者まで幅広い層に人気の山です。一年を通して多くの人でにぎわい、季節ごとに異なる魅力を感じられます。

 今回は、谷川岳のおすすめの登山ルートと楽しみ方を紹介します。さらに、快適な登山をサポートするギアもピックアップしました。

●開放的な山歩きが楽しめる「谷川岳」の魅力

 「谷川岳」は日本百名山の一つで、標高は1977m。「オキの耳」「トマの耳」と呼ばれるピークからなる双耳峰です。山頂付近はパノラマの大展望が広がっており、爽快な山歩きができるのが魅力です。高山に咲く花や紅葉も満喫できます。

 そんな谷川岳は、初心者から上級者まで楽しめる、複数の登山コースが存在します。自分のレベルや好み、見たい景色によって選択可能。今回は、代表的なコースを二つ紹介します。

●おすすめ登山ルート:初心者向きで王道! 天神尾根コース

 谷川岳ロープウェイを利用する「天神尾根コース」は、谷川岳登山の王道。ロープウェイで一気に標高を稼ぐことができるため、初心者におすすめです。

 土合口駅から標高1319mの天神平駅を結ぶロープウェイで約15分間の空中散歩を楽しんだら、そこから登山開始。途中の肩の小屋からは、遠くまで伸びる谷川連峰主脈が眺められます。

 登山開始から2時間30分ほどで、トマの耳に到着します。もう一つのピークであるオキの耳までは、そこから約15分。時間と体力に余裕があればどちらも登頂してみましょう。

 このルートでは、よく整備された道を歩くため初心者でも安心。時折急な岩場もありますが、手と足を使いバランスをとって登れば大丈夫。混雑していると焦ってしまいますが、落ち着いて自分のペースで登っていきましょう。

●おすすめ登山ルート:日本三大急登に挑戦! 西黒尾根コース

 体力やスキルに自信があるならぜひチャレンジして欲しいのが「西黒尾根コース」。ブナ立尾根(北アルプスの烏帽子岳)と黒戸尾根(南アルプスの甲斐駒ヶ岳)と並び、日本三大急登の一つにもなっています。

 標高差約1160mと、天神尾根コースの2倍近くあり、序盤からいきなり急登が続きます。なかなかハードな登りではありますが、高度感があり、空を飛んでいるようなダイナミックな景色を楽しめます。

 また、ゴツゴツとした岩がむき出しの山肌を近くで見られる箇所もあり、迫力満点。あえてきつい登りを頑張る価値はあるはずです。

 鎖場が連続する箇所がありますが、三点支持(腕2本と足2本からなる四肢のうち、三肢で体を支える方法)を意識して慎重に進めばスムーズ。滑り止め付きのグローブを使うのがおすすめです。

●谷川岳登山におすすめのギアはこちら!

サロモン エックス ブレイズ ミッド ゴアテックス

 グリップ力に優れた、サロモン独自のContagripアウトソールを使用。先に紹介した2つのコースのどちらでも岩場を歩くシーンが多いため、滑りにくいソールのシューズを選びましょう。

プロモンテ トレッキンググローブ

 薄手のため暑い日でも使いやすいグローブ。軽くてかさばらずに持ち運びしやすいのも魅力です。

この記事の関連ニュース