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【Kindleでも読める】車中泊ユーザーがおすすめする「車中泊マンガ」4選 クルマ旅を擬似体験できる!

Fav-Log by ITmedia 2024年8月20日 16時50分

 この数年で多くの人が楽しむようになった「車中泊」。車中泊ユーザーの増加や流行に合わせるように、車中泊を題材にしたドラマが放送されたり、車中泊マンガやエッセイなどの書籍も続々と登場し、多くの人から支持を得ているようです。

 車中泊歴6年以上の筆者も本やマンガが大好きで、数々の車中泊マンガやエッセイを読んできました。

 そこで今回の記事では、車中泊ユーザーの筆者がおすすめする「車中泊マンガ」を4冊紹介します。

 車中泊をしたことがない人でも、車中泊旅の楽しさや大変さなどを擬似体験できる、読み応えのある作品ばかりです。車中泊に興味のある人、旅マンガが好きな人は、ぜひチェックしてみてください。

●車中泊ユーザーがおすすめの「車中泊マンガ」1:スペースカーガールズ

 「スペースカーガールズ」は、東北で実家暮らしをするマンガ家の「葉月」と、都会から数年ぶりに地元に帰ってきた無職の友人「ほのか」が主人公の車中泊マンガです。ほのかの軽バンで楽しむ女子2人の車中泊旅は、わちゃわちゃとしていてとても楽しそうです。

 1巻では、山形県鶴岡市・村山市、宮城県伊豆沼・内沼、青森県十和田湖・奥入瀬渓流、秋田県大曲に滞在。名所を巡ったり、温泉につかったりして、絶景に癒やされる楽しい旅のようすを、非常に読みやすく描いています。

 キャラクターもかわいらしく、葉月の方言が雰囲気を盛り上げてくれます。筆者も大好きな作品です。2人がお互いを思いやる描写もあり、読んでいてじんわりと心が温かくなります。2巻の発売が、今からとても楽しみです!

●車中泊ユーザーがおすすめの「車中泊マンガ」2:ミニバン・ライフ・ホリデー~車のおうちでニュージーランドの旅~

 「ミニバン・ライフ・ホリデー~車のおうちでニュージーランドの旅~」は、海外経験がほとんどない20歳女性「蒼井好葉(あおいこのは)」が主人公の、ニュージーランドを舞台にした車中泊旅マンガです。

 かわいらしくてちょっと天然(?)な主人公が、現地で購入したクルマ「グラ子」と共に旅をするようすが伸び伸びと描かれています。

 著者であるいとうみゆきさんが、自身の旅の実体験をもとに漫画化。現地の車中泊事情も垣間見ることができます。車内後方のキッチンで作る料理も紹介されており、これがとてもおいしそう! 海外での車中泊やバンライフを、マンガを通して擬似体験できる素敵な作品です。これから海外でのバンライフを予定している人にもおすすめです。

●車中泊ユーザーがおすすめの「車中泊マンガ」3:渡り鳥とカタツムリ

 「渡り鳥とカタツムリ」は、高津マコトさん作の車中泊マンガ。愛犬と一緒にクルマ旅をする絵本作家「渚(なぎさ)つぐみ」と、機械部品の卸業者で働く入社2年目の「望月雲平(もちづきうんぺい)」の2人が織りなす車中泊旅のようすを描いています。

 雲平がふと立ち寄った道の駅で、まるで「秘密基地」のようなクルマに乗ったつぐみに出会ったところから物語はスタート。車中泊のメリットである「車の中で寝泊まりし、時間にしばられることのない自由気ままな新しいカタチの旅」を擬似体験できる車中泊マンガで、雲平やつぐみと一緒に旅をしているような気分を味わうことができます。登場するキャラクターも個性があり、みんな魅力的です。

 つぐみとの旅や、旅先での出会い・体験を通じ、最初はちょっと頼りなかった雲平が少しずつ成長していくようすは、読んでいてとても微笑ましいです。登場人物たちの「これから」も、気になりますね。

 現在3巻まで発売されている本作は人気が高く、なんとTVアニメ化も決定! マンガの連載も再開しており、今後の展開が楽しみな作品の1つです。

●車中泊ユーザーがおすすめの「車中泊マンガ」4:#離婚して車中泊になりました

 最後に紹介するのは、SNSでも話題の「#離婚して車中泊になりました」。離婚・家売却を期に「車中泊生活」を選択した、漫画家井上いちろうさんの作品です。実体験を描いたコミックエッセイはSNSでも人気を集め、現在4巻まで発売中です。

 車中泊で日々移動をしながら、車内で漫画を描く生活を続けている作者。「#離婚して車中泊になりました」では、車中泊の自由さや楽しさだけではなく、問題点や課題、1人車中泊での孤独感など、哀愁も感じるリアルな車中泊ライフを堪能することができます。

 読了後に「楽しいことばかりではないかもしれない。けれど、それでもクルマで旅に出たい」と強く思った作品です。さまざまな経験を重ねた大人たちに、ぜひ読んでいただきたいコミックエッセイです。

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