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停電に備える 「乾電池で使える防災ガジェット」3選 サイズ違いの乾電池でもまとめて使えるパナソニック製ライトなど【2024年9月版】

Fav-Log by ITmedia 2024年9月1日 8時35分

 災害時など、急な停電の際にも使いやすいのが、乾電池で駆動するガジェット類です。

 日々の充電管理を意識せずに済み、もし停電が長期間続くとしても、乾電池の備蓄さえあれば利用し続けられます。ここでは、チェックしておきたい乾電池式の製品を3つピックアップして紹介します。

●パナソニック「電池がどれでもライト(BF-BM11M)」

 1つ目に紹介するのは、パナソニックが4月に発売した「電池がどれでもライト(BF-BM11M)」です。こちらは、単1形~単4形の電池が、どれか1本あれば使えるユニークな懐中電灯。急な停電時に、テレビのリモコンなどの使わない機器から電池をパッと取り出してすぐに使えるのがメリットです。

 なお同製品は、2013年に発売された旧モデルの「電池がどれでもライト(BF-BM10)」の後継モデル。旧モデルと比べると、明るさが約3.5倍の約50lm(ルーメン)まで上がっていることがポイントです。

 また電池は1つだけでなく、単1形~単4形までの電池を1本ずつ全て同時に入れて使うことも可能。もし全サイズで「乾電池エボルタNEO」を使用した場合には、最長約42時間20分の連続使用ができるとされています。実勢価格は2000円台前半からとなっています。

●パナソニック「乾電池式モバイルバッテリー(BH-BZ40K)」

 2つ目に紹介するのは、パナソニックの「乾電池式モバイルバッテリー(BH-BZ40K)」。単3形の乾電池4本(または充電池を4本)セットすることで、スマートフォンへの充電が行えるモバイルバッテリーとして機能します。ポート類は、USB Type-Aポートを1基搭載。充電時の出力は、DC5V~4V/1A~0.05A(電池残量が減少すると、出力は低下)です。

 製品には、乾電池「エボルタNEO」の単3形電池が4本付属しています。一方、充電ケーブルは同梱されていないので、別途USBケーブルを用意しておく必要があります。

 なお、残量が少ない電池があると個別のランプの点滅で交換の必要性を教えてくれる機能を搭載しているほか、スマホの満充電を検知し、自動で出力を停止する「自動出力停止機能」も備えています。電池交換を行うタイミングがわかりやすく、管理しやすいのはメリットと言えるでしょう。

 また、同製品はLEDライト機能も搭載。明るさは約8lmに限られますが、付属のエボルタNEOを4本セットした場合、連続約80時間の点灯が可能です。急な停電時に手元や足元を照らすのに活躍するでしょう。なお、本記事執筆時点での実勢価格は2000円前後といったところです。

●スターリング「防災セットに入れておくと便利な『ミニラジオライト』(STP-305WH)」

 3つ目に紹介するのは、スターリングの「防災セットに入れておくと便利な『ミニラジオライト』(STP-305WH)」です。こちらは、乾電池の品質保持期限が伸びたことに伴い、疲れる「手回し充電」を潔く廃止しているのが特徴です。販売価格は5500円(税込)です。

 乾電池使用に特化したことで、緊急用持ち出し袋などにも収納しやすいコンパクトな設計を実現しているほか、手回し充電に使われる充電池のメンテナンスが不要になっているなど、使い勝手が良くなっているのが見逃せません。

 機能としては、ラジオ(AM/FM)が聞けたり、LEDライト(約30lm/約20lm)として使えたり、サイレンを再生できたりと3役をこなせるのがポイント。また、携帯電話への一時的なバッテリー補充を行うこともできます。

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