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ワークマンの「滑りにくいスリッポン」は“厨房用”だけど普段使いでも活躍 軽くて疲れにくい

Fav-Log by ITmedia 2024年9月3日 8時35分

 ワークマンは、飲食店の厨房やホールで使用するための「厨房シューズ」を展開しています。靴底が滑りにくくなっているのが特徴です。

 ここでは、ワークマンの厨房シューズを実際に履いてみて、その使い心地をレビューしていきます。

●厨房でも滑りにくい靴底がポイント

 ワークマンの厨房シューズは、その名称の通り、飲食店などの厨房で使用するためのシューズ。厨房は水や油などにより、床が滑りやすくなっているもの。もし調理中や料理を運んでいる際にツルッと滑ってしまったら大変ですよね。それを防ぐために、ワークマンの厨房シューズには靴底が工夫されています。

 靴底には凸凹があり、これが滑り止めの役割を果たします。耐滑仕様の靴底なので、ぬれている厨房でも滑りにくくなっています。

 実際にぬれている木の床の上を歩いてみたのですが、靴底がぎゅっと止まり、滑りにくいと実感しました。靴底の凹凸が少ない靴では滑ってしまうようなところでも、厨房シューズならグリップがきくため安心感があります。

 ただし、油断は大敵なので、滑りやすい場所では注意して歩くようにしたいですね。また、ある程度のはっ水性はあるものの、完全防水ではないため、その点も心にとめておきましょう。

●脱ぎ履きが楽なスリッポンタイプ

 飲食店では座敷に料理を運んだりすることがあり、その場合は靴を脱ぐことになります。その度に靴ひもを気にするのは面倒ですが、ワークマンの厨房シューズはスリッポンタイプのため脱ぎ履きが楽です。

 かかと部分は硬めで、踏んだり倒したりするのは難しくなっていますが、逆に足をしっかりカバーできるため歩きやすいというメリットもあります。飲食店の厨房だけではなく、妊婦さんや小さい子供がいる人にもおすすめです。

●見た目より軽くて足が疲れにくい!

 厨房シューズは合成皮革が使用されており、見た目の印象としては重さがありそうです。しかし片足分(23.5cm)を測ってみると約208gと思った以上に軽量でした。

 筆者の知人は飲食店で働いておりホール担当なのですが、実際にワークマンの厨房シューズを使ってみて、「軽くて疲れない」と言っていました。実感できるほど、足への負担が減るようです。

 軽量であるというメリットは、ワークシューズとして優秀なのはもちろん、小さな子供連れで散歩をする場合などでも役立ちますね。

●コロンとしたデザインがかわいい 普段使いにも

 ワークマンの厨房シューズは、つま先が少し丸みを帯びていてコロンとしたデザインです。厨房用とはいえ見た目もかわいらしく、普段使いにもぴったりです。

 防水ではないものの、はっ水性があるため多少の雨なら安心です。シンプルなデザインで幅広い服装に合わせやすいため、必要なときにさっと履ける使い勝手の良さも魅力です。

 ワークマンの厨房シューズの販売価格は2500円(税込)です。カラーは「シロ」と「クロ」の2色をラインアップ。男女兼用で、サイズは22.5cm~28.0cmまで幅広く展開しているので、ぴったりのサイズが見つかるでしょう。飲食店によってはこの靴をユニフォームと共に支給する場合もあるようで、実は知る人ぞ知るシューズなのかもしれません。

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