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ワークマンの高コスパ「圧縮インナー」は防災グッズとして使える! シワ感や薄さは?

Fav-Log by ITmedia 2024年9月11日 10時5分

 防災リュックの中に加えておきたい、圧縮タイプのインナー。コンパクトなので、旅行やアウトドアでの予備の下着としてもおすすめです。

 圧縮タイプのインナーは、「キャリーインナー」としてワークマンからも展開されています。種類はTシャツ、女性用ショーツ、靴下の3種をラインアップ。今回は「キャリーインナー半袖丸首 2枚組」(以下、「Tシャツ」)と「キャリーインナーショーツ 3枚組」(以下、「ショーツ」)を実際に入手したので、レビューしていきます。

●圧縮されており非常にコンパクト! 手のひらに収まるサイズ感

 キャリーインナーはぎゅっとコンパクトに圧縮された状態になっており、使用時にはビニールを外して広げて着用できるというものです。

 圧縮時は、Tシャツの方は手のひらが隠れるくらいのサイズ感。ショーツの方は手のひらにちょこんとのるくらいのコンパクトさです。

 厚みは2cm~3cmほど。旅行の際はスーツケースに、防災用としては防災バッグに問題なく入れられる大きさでしょう。むしろ、ショーツの方は小さすぎるので、スーツケースや防災バッグの中で迷子になってしまうかもしれません。まとめてジップロックなどに入れておくと、いざというときにスムーズに使えると思います。

●広げてみると、くしゃくしゃ 「利便性」重視

 ぎゅっと圧縮されているキャリーインナー2種の、ビニールを外して広げてみます。

 ショーツは白い不織布のようなもので包まれていました。

 広げてみると、Tシャツもショーツも、とにかくシワが強くついており“くしゃくしゃ”です。Tシャツは綿100%で、シワ感が強いです。

 ショーツもくしゃくしゃっとしており、肌に当たるとゴワゴワ感があります。シワの分だけ縮んで小さく見えるので、履けるか不安になるかもしれませんが、伸びる素材なのでその点は安心です。

 キャリーインナーは見た目のくしゃくしゃ感やゴワゴワ感は難点と言えそうです。ただ、旅行時に使う一時的なもの、あるいは災害時の緊急のインナーとして考えれば、ある程度は仕方がないとは納得できます。コンパクトさという利便性を最重要視したアイテムなのでしょう。

●生地は薄めでも、作りはしっかりとしている

 キャリーインナーは緊急性がある場合や、一時的に使うものなので、生地も薄手で使い捨てなのではと思えるかもしれません。確かに生地そのものに厚みはありませんが、作りは筆者が想像していたよりもしっかりとしており、透け感もありません。

 ただ、もちろん裏起毛などの寒さ対策ができるようなインナーではありません。冷えが気になるという人は、冷え対策グッズも防災リュックに入れておく必要がありそうです。

●洗うとシワが伸びた! 日常使いもできそう

 災害時には、頻繁に洗濯することができずキャリーインナーは使い捨てにせざるを得ないかもしれません。しかし一度だけ使って捨てるにはもったいないので、今回は洗濯をしてみます。シワがどうなるのかも気になるところです。

 Tシャツを一回、洗濯してみました。すると、まだシワは残っているものの、開封直後に比べるとかなりシワがなくなりました。洗濯を2~3回繰り返せば、一般的なTシャツと同じくらいにシワがなくなっていきそうです。日々のインナーとしても問題なく使用できそうで良かったです。

 キャリーインナーは、コストパフォーマンスの高さにも注目です。「キャリーインナー半袖丸首 2枚組」の販売価格は980円(税込、以下同)。筆者は、Lサイズの「クロ」のカラーを購入しました。「キャリーインナーショーツ 3枚組」は399円。筆者はMサイズの「クロ」を購入。店舗によってはほかにもサイズやカラーの展開があるようです。

 災害はいつ起こるか分からないので、常に備えておきたいですね。

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