Infoseek 楽天

【アマプラ】作画がスゴイ「アニメ映画」3選 “映像美”をおうちで堪能しよう

Fav-Log by ITmedia 2024年10月5日 19時50分

 映画の見どころはストーリーやキャスト、スタッフ、音楽などさまざまですが、映画館の大きなスクリーンで見る美しい映像もその一つではないでしょうか。

 特にアニメーション作品は、制作会社によっても絵のテイストや雰囲気が大きく変わり、映像の魅力の幅も大きいです。

 今回は、アニメーションの作画が素晴らしく、おうちでの鑑賞でも映像美に浸れるアニメ映画3作品を紹介します。全て「Amazonプライム・ビデオ」で視聴可能な作品をピックアップしていますので、ぜひチェックしてみてください。

●作画がスゴイ「アニメ映画」:映画 えんとつ町のプペル

 「えんとつ町のプペル」はお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣さんプロデュースで制作された絵本が原作です。西野さんは脚本と製作総指揮を担当し、イラストや着色、デザイン、キャラクターなどは35人ものクリエイターによる分業で制作されました。

 また分業による費用はクラウドファンディングを利用して集められ、絵本制作において異例の進行方法で完成されました。

 映画は2020年に公開され、主人公であるプペルの声を窪田正孝さん、ルビッチの声を芦田愛菜さんが演じるなど話題となりました。

 原作のクオリティの高さはそのままに、スクリーン映えする奥行きや動きが相まって、美しい映像を堪能することができます。映像作品ならではの役者の声や音楽も楽しめるので、大人から子供まで世界観に入り込んで一緒に冒険できるような作品です。

●作画がスゴイ「アニメ映画」:雲の向こう、約束の場所

 「雲の向こう、約束の場所」は2004年に劇場公開された作品で、「君の名は。」や「天気の子」、「すずめの戸締まり」で知られる新海誠監督初の劇場版長編アニメーションです。

 南北に分断された架空の戦後の日本を舞台に、原因不明の病気を持つ少女を救うため、2人の少年が奮闘する姿を描いています。

 2024年に公開20周年を迎え、期間限定で劇場再上映されるなど、未だに注目度の高い作品です。

 「君の名は。」(2016年)以降、その作風やアニメーションの美しさに多くの人が魅了されていますが、本作でも新海監督の特徴ともいえる映像のリアリティや色彩を楽しめます。

 特に本作は原作や脚本、監督、撮影、美術と多くの部分を新海監督が担っており、映像全体から作家性を存分に堪能できます。

●作画がスゴイ「アニメ映画」:空の青さを知る人よ

 2019年に劇場公開された「空の青さを知る人よ」も、おすすめしたい作品の1つ。本作を手掛けた長井龍雪監督と脚本家である岡田麿里さんは、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」や「心が叫びたがってるんだ。」などで知られ、本作でも2人をはじめ、主要スタッフが再集結して制作されました。

 前2作品同様、埼玉県の秩父を舞台にしたオリジナルストーリー。高校2年生のあおいと、その姉のあかねの元に、あかねの元恋人である慎之介が13年前の過去から時空を超えて現れて……。

 タイトルにもあるように、クライマックスの空の描写や色合いが美しく、見ている私たちも壮大な空を飛んでいるかのような気持ちにさせてくれます。

 長井監督と脚本家・岡田さんの最新作「ふれる。」も、10月4日に劇場公開されるので、本作と合わせて美しい映像と世界観を楽しんでみるのもよいでしょう。

 もちろん映像の美しさを最大限に堪能するためにも、劇場のような大スクリーンが理想ですが、今回紹介した3作品は家で見てもその美しさを感じることができるはずです。気になる作品があったら、ぜひチェックしてみてくださいね。

この記事の関連ニュース