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たき火シーズン到来! 一酸化炭素中毒予防に役立つ「一酸化炭素チェッカー・警報器」のおすすめ3選【2024年10月版】

Fav-Log by ITmedia 2024年10月30日 6時10分

 夜の気温が下がり、たき火が気持ちいいシーズンになってきましたが、気を付けなければいけないのが一酸化炭素中毒です。

 テントの前でBBQをしていたらテント内の子どもが一酸化炭素中毒になったケースや、車中泊で使っていた発電機が原因となった事例もあり、テントを密閉していない場合や火を使用していない場合でも十分な注意が必要です。

 しかし、一酸化炭素は無色かつ無味無臭で対策や注意が十分なのか自分では判断しきれないのも事実。そんな時に役立つのが「一酸化炭素チェッカー」や「一酸化炭素警報器」です。

 一酸化炭素チェッカーがあれば現在のおおよその一酸化炭素濃度が分かるため判断の目安にでき、一酸化炭素警報器があれば危険な濃度になる前にアラートしてくれます。

 ここでは「一酸化炭素チェッカー・警報器」のおすすめ製品3選を紹介します。

●危険な一酸化炭素濃度の目安

 日本ガス石油機器工業会が公開している「空気中の一酸化炭素(CO)濃度と中毒症状」によると、一酸化炭素はきわめて強い毒性を持っており、空気中の一酸化炭素濃度が0.02%(200ppm)の時点で2~3時間内に軽い頭痛といった症状が現れる可能性があるとのことです。

 濃度が0.08%(800ppm)になると、45分で頭痛、めまい、吐気、2時間で失神の可能性と一気に症状が重くなってきます。

 また0.01%(100ppm)であっても幼児などの場合は、数時間でけいれんを起こすこともあるようです。

 一酸化炭素チェッカーや警報器で、危険な濃度にならないように注意しつつ、それらの機器をあてにし過ぎずに定期的な換気などを行い、安全にレジャーを楽しめるようしたいところです。

●一酸化炭素警報器のおすすめ:新コスモス電機 プラシオ

 日本で業界トップクラスのガス警報器メーカーである「新コスモス電機」の「プラシオ」は、一酸化炭素検知機能付きの火災警報器です。

 もともとは住宅用の火災警報器ですが、重量が190gと軽くバッテリー駆動できるので、キャンプや車中泊の際の一酸化炭素警報器としての利用が多い商品でもあります。

 また、このジャンルの商品は信頼できる国産メーカーの製品が少ないことも、国産メーカーの新コスモス電機の住宅用警報器を持ち出す理由のひとつになっています。

 100ppm以上の一酸化炭素濃度を検知すると煙センサーの感度を標準感度から自動的に2倍に感度変化する機能があり、危険な濃度になる前にしっかりとアラートしてくれます。

 熱中症になりやすい環境やインフルエンザウイルスが繁殖しやすい乾燥した環境をアラートする機能を備えた「プラシオ 快適ウォッチ」も用意されており、自宅とキャンプなどで併用する場合はこちらのモデルもおすすめです。

●一酸化炭素チェッカーのおすすめ:PTTech 一酸化炭素チェッカー

 62(高さ)×62(幅)×28(厚さ)mmとコンパクトなサイズの一酸化炭素チェッカーです。90%までの湿度に対応しているので、結露さえしなければ雨の日のキャンプでも一酸化炭素の濃度を察知して知らせてくれます。

 本体には液晶ディスプレイを備え、空気中の一酸化炭素濃度(ppm)をデジタルで表示可能。一定以上の濃度になると警告音を鳴らします。

 本体重量が約80gと軽量で持ち運びしやすいのも特長。入れたまま使えるメッシュ製のポーチが付属し、ポーチに入れれば車内やテント内に吊るして使うこともできます。

 単四形乾電池2本で駆動するため、電池さえあれば充電切れの心配が無いのはアウトドアではうれしいポイントです。

●一酸化炭素チェッカーのおすすめ:OUTBEAR 一酸化炭素チェッカー

 湿度の高い環境でも安定した検知ができる日本製の電気化学式センサーを搭載した一酸化炭素チェッカーです。雨の日のキャンプでも一酸化炭素の濃度を素早く察知して知らせてくれます。

 空気中の一酸化炭素濃度(ppm)を表示できる液晶ディスプレイを搭載。一定以上の濃度になると警告音が鳴ります。

 本体重量が約50g(電池重量含む)と軽量で、気軽に持ち運べる点もメリット。ストラップリングがついているので、直接車内やテント内に吊るすことができます。

 日本語の説明書が付属しており、安心して使えるのもうれしいポイントです。

 ボタン式電池(CR2032)2個を使用。電池残量低下時のアラーム機能を搭載しています。

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