ワークマンの防寒アイテムの中でも、毎年人気の「ヒーターウェア」。ウェアに搭載されたヒーターによって暖かく過ごすことができます。
ここでは、2024年秋冬の新作「ウィンドコアヒーター半纏」を紹介します。実際に着てみた着心地や暖かさについてもレビューするので、ぜひチェックしてみてください。
●リラックスできる部屋着として、暖かくゆったり着られる
ワークマンのウィンドコアヒーター半纏は、2024年秋冬の新作です。
見た目は、一般的なはんてん。スタイリッシュなデザインとは言えないのが正直な感想ですが、リラックスタイムにおいては、はんてん特有のまったりとした見た目はマッチしますね。両サイドと内側にポケットが付いているため、スマートフォンと財布を持って「ちょっとそこまで」の外出もできそうです。
筆者(身長160cmの女性)はSサイズを着用しました。中綿入りで少しふっくらしたフォルムなので、ややボリューム感のある印象。右脇にひもが付いているので、それを結ぶことでウエストを絞り、すっきりしたデザインにすることが可能です。
ヒーターのスイッチを入れず、一般的なはんてんとして着ても非常に暖かいです。また、ボリューム感のある見た目に反して軽いため、着用していても疲れを感じにくかったです。
●バッテリーを使えばヒーターウェアに 使い方は?
ワークマンのヒーターウェアは、別売りのバッテリーと組み合わせて使います。今回使うのは「ウィンドコアハーフバッテリー」。非常にコンパクトなので、ポケットにもスムーズに入ります。ACアダプターと充電ケーブルが付属します。
このバッテリーと、ウィンドコアヒーター半纏の右ポケットの中にあるコードをつなぎます。
電源を入れると、はんてんの背中(肩甲骨あたり)に搭載された2枚のヒーターパネルが温かくなります。電源を入れてから暖かさを感じるまでがスピーディーなので、必要なタイミングですぐ使えるのがうれしいポイントです。
●温度は3段階に切り替えできる それぞれバッテリーの持ち時間は?
ヒーターの温度は、3段階に切り替え可能です。右ポケットにある温度調節スイッチを押して切り替えを行います。
温度調節スイッチの色で、現状の温度が分かります。温度調節スイッチが赤色に点灯しているときは、温度は約50度(プラスマイナス5度)で、この状態だとバッテリーは約4.3時間持ちます。
青色に点灯していると、温度は約45度(プラスマイナス5度)で、バッテリー持ちは約6.5時間です。
緑色に点灯しているときは、温度が約40度(プラスマイナス5度)で、バッテリーは約16時間持ちます。
その日の気温や、使用シーンに合わせて温度が細かく調節できるのはありがたいですね。例えば早朝の寒いときには高い温度で使用したり、長時間使用したい場合には低めの温度でじんわり長く暖かくしたりと、多様なシーンで使えそうです。
●注意点と、気になる価格 バッテリーと合わせるといくら?
ウィンドコアヒーター半纏は、電気を使用するウェアなので、安全のために使用上の注意点をよく確認しましょう。まず自宅の洗濯機で洗うことはできません。これは断線の恐れがあるためです。また低温やけどを防ぐために、使用する際の温度管理や使用時間などに注意が必要です。
お手入れ方法などに関しては、タグに詳細が書かれているので、必ず確認しましょう。
ワークマンのウィンドコアヒーター半纏の販売価格は4900円(税込、以下同)です。カラーはブラックとベージュの2色をラインアップし、サイズはSとF(フリーサイズ)を展開しています。
別売りのウィンドコアハーフバッテリーの販売価格は4900円。はんてんとハーフバッテリーを一緒に購入すると、合計9800円になりますね。少し高いと思うかもしれませんが、ウィンドコアハーフバッテリーは他のワークマン製品にも使えるため、検討する価値があります。他のヒートウェアにも対応する上、夏に涼しく着られるファン付きウェアにも対応します。1つ持っていれば冬と夏の両方に使えるので、持っておいても良いかもしれません。
ウィンドコアヒーター半纏、ウィンドコアハーフバッテリーはともに、オンラインストアでは購入できない店舗限定品となっています(2024年11月18日現在)。