洗面所で意外と置き場所に困ってしまうのが、歯磨き後に口をすすぐために使う「コップ」。小さいものですが、狭い洗面台に置くとなるとスペースをとってしまい、ちょっと邪魔ですよね。
洗面所で使い勝手の良いコップとして、山崎実業の「フィルムシート洗面戸棚下マグネットタンブラー タワー」(以下、マグネットタンブラー)があります。ここでは実際に使っている筆者が、その使い心地を紹介します。
●コップをどこに、どう置くかは意外と悩む……
歯磨きの後に口をすすぐコップは、洗面台に置いている家庭が多いと思います。しかし、ものを置けるスペースは限られていますし、ハンドソープなど他の小物も置くことを考えると、意外と置き場所がなかったりします。
またコップは、水切れを良くするために逆さにしておきたいところ。そのような要望をくんでか、世の中には逆さに置けるコップや、コップを掛けるためのホルダーなどが存在します。しかし、洗面台に“置く”となると、どうしてもそのためのスペースが必要になりますよね。
洗面台でのコップの置き場所や置き方は、地味に悩みやすいところなのかもしれません。
●フィルムシートを使って逆さに、しかも浮かせておける
山崎実業のマグネットタンブラーは、底部分にマグネットを備えたタンブラー(コップ)と、マグネットシートがセットになったアイテムです。
洗面戸棚の下などの、タンブラーを設置したい場所にマグネットシートのフィルムシートを貼り付け、そこにタンブラーの底をピタッとくっつけます。これでタンブラーを逆さの状態で収納できるというわけです。
シートを貼り付けられる面は、光沢のある平らな油染みしない面。かつフィルムシートの接着面よりも大きい面で、タイル、プラスチック、ステンレス、ガラス、金属塗装面、人工大理石の面。多くの家庭の洗面台付近で、好きな場所に設置できるのではないでしょうか。
写真のように、洗面戸棚の下の空きスペースを活用できます。マグネットの力は思ったよりも強く、シートとタンブラーのマグネット同士の位置が多少ずれていてもピタッとくっついてくれます。わざわざのぞき込んでマグネットシートの位置を確認しなくても「なんとなく、このあたりかな」とタンブラーを近づけるだけでくっついてくれるので楽です。
●落としても割れにくい素材
タンブラーの容量は約200mlで、持ちやすい大きさです。素材はABS樹脂なので、ガラスとは違い落としても割れにくく、子供が使うのにも安心です。
マグネットがくっつく場所の多い、キッチンでも使いやすいはず。食洗機には対応していないのでその点は注意です。
●お風呂の壁にもくっつく
タンブラーは、底の部分にマグネットが備わっているので、マグネットがくっつく場所であれば底を直接くっつけることもできます。
浴室の壁が、マグネットがくっつくタイプであれば、お風呂で歯磨きをしたついでにタンブラーで口をすすいで、そのまま壁にくっつけるといった使い方も可能。横向きでも、自然と水が切れるようになっています。
歯磨きの際以外の使い道としては、例えばちょっとしたDIYや工作の際に、絵の具などの液体を入れる容器としても使えそうです。ちなみにタンブラーの耐熱温度は90度、耐冷温度はマイナス40度となっています。
山崎実業の「フィルムシート洗面戸棚下マグネットタンブラー タワー」の販売価格は1100円(税込)です。カラーはホワイトとブラックの2色をラインアップ。どちらもベーシックな色なので、置き場所を問わずに使うことができます。