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ワークマンの“着るこたつ”「ヒーター付き防水ジャケット」は真冬に長時間外にいてもぽかぽか! シーンに合わせた温度調整ができて便利です

Fav-Log by ITmedia 2024年12月19日 11時30分

 ワークマンの“着るこたつ”ことヒーターウエアが活躍する時期になりました。今回は長年ワークマンを愛用する筆者が、電熱シートを4枚挿入した最強仕様の「透湿防水防寒ジャケット」を詳しく紹介します。

●日常使いしやすいシンプルなデザイン&防水仕様がうれしい

 7800円(税込、以下同)で販売されているワークマンの「ウィンドコアデュアル4ヒーター透湿防水防寒ジャケット」は、脱着式フード付きの中わた入り防寒ジャケットで、さまざまなシーンに合うシンプルなデザインが特徴。

 カラーバリエーションはブラックとレッドがあり、レッドは黒とのツートーンとなっています。

 表地は耐水圧1万5000mmH20、透湿度1万5000g/平方メートル/24hというハイスペックな透湿防水生地で、表面には撥水加工が施されています。

 前合わせのファスナーはダブルフラップで覆われているほか、袖口の二重カフス仕様など、雨水や冷気が衣服内へ侵入しにくいつくりとなっています。

●すぐ暖まる! 前後の温度は別々に調整可能

 熱源となるヒーターは、胸元の左右に1枚ずつ、後ろ身頃は首元と腰上に1枚ずつ、計4枚が使われています。ワークマンのヒーターウエアの中で本製品だけが、電熱シートを4枚使用しています。

 バッテリーは別売で、接続部分は前身頃の内ポケットにあります。温度調整を兼ねたスイッチは、インジケーターが目立ちにくいように右ポケットの下部に設けられています。

 ダブルファスナーなので、下側のスライダーを少し上げるだけでアクセス可能なのがうれしいポイントです。

 温度調整は赤色(高温50度プラスマイナス5度)、青色(中温45度プラスマイナス5度)、緑色(低温40度プラスマイナス5度)の3段階です。バッテリー側の電源ボタンを3秒間長押しすると電源が入り、インジケーターが赤色に点滅します。

 約5分間の初動の暖めが完了すると自動的に青色点灯に移行するほか、いつでもボタンの単押しで温度設定の切り替えが可能です。また、どの温度設定でもボタンを長押しすることで電源が切れます。

 電源を入れてから50度に達するまでの時間は約60秒で、すぐに暖まるのが魅力。何よりうれしいのは、前後のヒーターの温度を別々に調整できることです。

 例えばバイクで使用する場合は、冷気が直に当たる前身頃の温度を高めにするとよいでしょう。また、釣りなどで腰周りだけに冷えを感じるときは、前身頃の電源をオフにすることでバッテリーを節約することも可能です。

 稼働時間については、最新の「ウィンドコアハーフバッテリー(WZ3310)4900円」を使用した場合、前後とも高温設定の場合で約2.2時間、前側のみを低温設定で使用した場合は約22時間と、大きな開きがあります。

 ヒーターの熱が伝わりやすいように中に着る服を調整したり、暖められた熱が逃げないように裾のドローコードを絞ったりすれば、その分だけ温度設定を下げられるので、バッテリーの消費量を抑えることができます。

 任意のタイミングで電力をオフにでき、バッテリーは充電式で繰り返し使うことができるので経済的です。

●アウトドアや年末年始のイベントで大活躍!

 本製品は、屋外でじっとしている時間が長い場面で救世主となる1着です。バイクや釣りなどのアウトドアや、初詣や年始のセールなど屋外で長時間待機する場面などで活躍すること間違いなしでしょう。

 なお、低温やけどに配慮した設計となっていますが、個人差があるため十分に注意して使用することをおすすめします。

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