スマートフォンやスマートウォッチ、パソコン周辺機器など幅広いガジェットを常にチェックしている筆者ですが、実際に購入するのは数ある製品から厳選したベストバイと言えるものだけです。
ここでは、そんな筆者が2024年に個人的に購入したガジェットの中から、特に良かった3製品を紹介します。
●“買って良かった”ガジェット:Google Pixel 8a
買って良かったガジェット1つ目は、2024年5月に発売されたミッドレンジスマートフォンの「Pixel 8a」です。
筆者が普段使いしているスマートフォンはiPhoneですが、仕事の都合上、Androidもサブ機として使います。処理性能がある程度高く、長く使い続けられる端末を探していました。
そんなタイミングで発売されたPixel 8aは、廉価モデルでありながらPixel 8シリーズと同じ「Tensor G3」チップを搭載。さらに、OSアップデートが7年間保証されたため、返却を前提にした買い方をしなければコストパフォーマンスの高さも抜群。決断にさほど時間もかからず、一括購入しました。
カメラは、望遠や夜景を使わなければコレで良いかなという印象です。それよりもミッドレンジなのに充実したAI関連機能を使うことができるので、イマドキ感を楽しめるのが魅力的な端末だと思います。
公式サイト価格は7万2600円(税込、以下同)。上位モデルや他社のハイエンドと比べて見劣りする部分が無いわけではありませんが、いまのところ「これで充分」と強く感じられています。買っておいて良かった一台です。
●“買って良かった”ガジェット:Apple Watch Series 10
買って良かったガジェット2つ目は、2024年9月に発売された「Apple Watch Series 10」です。
ここのところ新モデルを買い渋っていたApple Watchシリーズでしたが、ナンバリングが節目の「10」になったこともあり、新モデルを購入しました。
最後に買ったのがSeries 6だったので、4世代ぶりの買い替えです。初代からずっと小さいモデルを選択してきているので、今回も42mmを選択しました。
買い替えて良かったなと思うのは、充電速度がとても早くなっていること。新OSでは睡眠中の計測が重要な「バイタル」機能があるので、これを目当てに可能な限り睡眠中も装着していますが、Apple Watch Series 10の高速充電は本当に数分充電機にセットするだけでひと晩の計測ができてしまいます。旧モデルのバッテリーがへたってきた人ならば、買い替えると気持ちよく使えると思いますよ。
補足すると、1mm薄くなってデザインがシュッとしたことと、屋外でも画面がより見やすくなっていることも使っていて気持ちがよいポイントです。
●“買って良かった”ガジェット:Anker SOLIX C300 Portable Power Station
買って良かったガジェット3つ目は、ポータブル電源の入門機「Anker SOLIX C300 Portable Power Station」です。
2024年は個人的にアウトドアグッズを買いそろえて、デイキャンプやキャンプなどの頻度をアップしたこともあり、アウトドアシーンで電子機器や電気毛布や小型クッカーなどのちょっとした家電を使いたいと思い始めたタイミングでした。防災にも役立つポータブル電源が欲しいと思いつつ、大型の主力モデルは高くて手が出しづらく、賃貸では収納も圧迫しそうと迷っていました。
そんな折、定格出力300W程度ではあるものの、入門編とも言える小型のポータブル電源の新モデルが続々と登場してきました。これはちょうど良い――と筆者の想定用途にマッチした一台を探し、アンカーのこちらの製品をポチりました。
このモデルなら通常価格は3万4990円。無理なく手が届きます。体積も「2Lのペットボトル2本分」と表現されているように、それほど収納スペースを圧迫せずに済みました。
ポイントは内蔵ハンドルだけでなく、肩掛けでの持ち運びが行えること、別売のケーブルを使用すれば車のアクセサリーソケットからの充電も行えること、AC端子やUSB Type-C端子が多いことなどです。