フリマアプリは、不用品をお金に換えることができる場所です。特に、フリマアプリ「メルカリ」は、月間利用者数が約2300万人を超えています。筆者はそんなメルカリを10年ほど利用しており、不要品があればその都度出品しています。
メルカリに出品する際、少し強気の値段をつけることがあります。値下げしてようやく売れることがある一方で、初めに設定した価格で売れたケースもあります。
今回は、メルカリ歴10年の筆者が、2024年に「思った以上に高く売れたもの」を紹介します。
●メルカリで「思った以上に高く売れたもの」:使いかけのクッションファンデ
メルカリではコスメの取り引きも活発です。新品だけではなく、使用途中のコスメでも出品可能なので、使ってみたら色が合わなかったファンデーションやアイシャドウなどを出品する人が多いようです。
“デパコス”と呼ばれるハイブランドの化粧品は、メルカリでの取引価格も高く人気ですが、意外と“プチプラコスメ”と呼ばれる価格帯が低めのコスメも取り引きが多いのです。
筆者は、使いかけのクッションファンデーションを出品。プチプラコスメの化粧品で、新品だと1000円台のものでしたが、555円で売れました。もちろん、使用したパフは付けていませんし、ケースにも多少汚れがある状態です。
この取り引きで良かった点は、ポスト投函ができる「ゆうパケットポスト」で送れたことです。送料を215円(税込、以下同)に抑えられました。販売価格が低い場合、送料が大きなポイントになってきます。
クッションファンデーションのようにケースに入っているコスメは、厚みがあるので、梱包すると思った以上に大きくなってしまうことも。もしプチプラコスメを出品する場合は、どのような方法で発送できるのか、送料がいくらになるのか、出品前に確認しましょう。
●メルカリで「思った以上に高く売れたもの」:1年近く眠っていた「空き箱」
アウトレットで有名ブランドの靴を購入したのですが、その靴が入っていた「空き箱」が、1年近く収納棚に眠っていました。有名ブランドの空き箱だったので出品してみたら、2000円で売れました。
ダメージが少なく、保存袋もそろっていたので、思った以上に高く売れたのかもしれません。空き箱はブランドによって価格が大きく異なりますが、出品数が多い有名ブランドは値段が下がってしまうことがあります。
一方、なかなか手に入らないようなコラボブランドなどの空き箱は、値段が上がることも。筆者が出品した空き箱も、出品数があまり多くないブランドでした。
ただ、空き箱はサイズが大きいので、送料が高くなってしまいました。空き箱を出品したい場合は、送料を考えて価格を決める必要があります。
●メルカリで「思った以上に高く売れたもの」:特に話題ではない「本」
読み終わった本は、できるだけ早めにメルカリで売るようにしています。特に話題性のある本は高く、そして素早く売れるからです。でもそれほど話題になっていない本でも、思った以上に中古価格の相場が高いことがあります。
以前、量子力学の本の相場を調べたら、800円ほどで驚きました。新品で買うと1500円ほどの本で、しかも発売から時間が経過していたので、こんなに高く売れるのかと驚きました。筆者も相場価格で出品し、すぐに売れました。