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車中泊でぐっすり眠りたい人へ……車中泊歴7年の筆者が「持って行って良かった安眠グッズ」3選

Fav-Log by ITmedia 2025年2月3日 6時50分

 ホテルなどの宿泊施設に泊まると、「枕が変わって眠れない」という人もいるでしょう。車中泊でも寝具が変わる点以外に、暑さや寒さの影響、騒音の問題などもあり、自宅のようにぐっすり眠るのは難しいといわれています。

 車中泊で安眠するためには、いくつかのポイントを押さえ、対策する必要があります。

 特に、この冬時期での車中泊では、「寒さ&乾燥対策」が必須です。冬の車内は想像以上に冷えます。寝泊まりすることを想定しているキャンピングカー以外の車両は、ドアや窓が多く、機密性・断熱性も低いなど、車両の構造自体が「睡眠を取る」のに向いていないことが多いです。

 今回の記事では、車中泊歴7年の筆者が、冬の車中泊に持参して「よかった!」と感じた安眠グッズを3つ紹介します。どれも冬の車中泊の安眠対策として購入した製品です。実際に使用してぐっすりと眠るのに役立ったアイテムだけを、厳選して紹介します。

●冬の車中泊向け安眠グッズ1:充電式(蓄熱式)湯たんぽ

 筆者がこの数年、冬の車中泊で愛用しているのが、充電するだけで朝まで暖かく使用できる「充電式(蓄熱式)湯たんぽ」です。

 お湯の交換不要で、手軽に使える充電式湯たんぽは、多くの製品が本体の充電開始から15分ほどと、短時間で蓄熱が完了します。安全性が高く、朝まで暖かく使うことができるので、冬の車中泊に最適です。

 筆者のおすすめは、Style+の「電気蓄熱式湯たんぽ mofftan」です。

 専用カバーは、写真のようにもふもふ・ふわふわで肌触りがよく、長時間の使用にぴったり。湯たんぽ本体も起毛素材なので、ふんわり優しい触り心地が魅力です。

 約15分間の充電(蓄熱)で4~10時間ほど暖かく使えます。充電時以外はコードレスなので、好きな場所で使用可能です。メーカー希望小売価格は4200円(税込、以下同)です。

●冬の車中泊向け安眠グッズ2:暖かいケープ

 寒い冬時期は、睡眠中に布団から出てしまう肩や首に、ヒヤっとした冷気を感じて目が覚めてしまうことがあります。首周りが寒いと、なかなか寝付けず、安眠できないですよね。

 そこで筆者は、睡眠時に首~肩までを覆うことができる「起毛素材のケープ」を使用するようにしています。ケープは、布団の隙間から暖気が逃げたり、冷気が入ったりするのを防ぐ効果があります。

 アルファックスの「極暖 顔まですっぽりあったかケープ」は、首と肩だけではなく、頭から背中までをしっかりと覆うことができるケープです。

 丈が長いので、睡眠時はもちろん、部屋着としても活用することができます。口元も覆えるので、喉や鼻の乾燥対策にもなります。価格は2420円です。

●冬の車中泊向け安眠グッズ3:LEDランタン加湿器

 空気の乾燥が気になる冬の季節。特に車中泊では、狭い車内で暖房を使用することから、車内の空気は非常に乾燥します。

 空気が乾燥したままの車内で眠ると、朝起きた時に喉がイガイガしていたり、睡眠時に咳込んで目が覚めてしまったりすることも。そんな冬時期の乾燥対策としておすすめなのが、「LEDランタン加湿器」です。

 LEDランタン加湿器は、LEDランタンとして車内を明るく照らすだけでなく、加湿器として使える優れもの。本体が小さめに作られているので、3~4時間程度で自動停止する製品が多く、電源の切り忘れや、加湿のしすぎといった心配もありません。

 筆者が使用しているのは、Toffy(トフィー)の「LEDランタン加湿器<充電式>」です。

 USB充電式なので、モバイルバッテリーでの使用も可能。充電後は、コードなしで枕元に置いて使用することができます。

 LEDライト色は優しくともる電球色。ダイヤルをくるっと回して手軽に調光できるので、好みの明るさに調節できます。また自動パワーオフ機能付きで、約3時間で自動電源オフになるため、消し忘れの心配もありません。

 筆者はこのLEDランタン加湿器を使うようになってから、朝起きた時の喉の不快感がなくなりました。価格は4400円です。

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