2024年5月に発売し、即完売となった「ワークマンのサウナ5点セット」。その第2弾として登場したのが、今回紹介する「WM銭湯セット」です。
大判タオルや詰め替えボトルセット、スライダーパックなどが入って価格は1900円(税込み、以下同)。普段から銭湯によく行く筆者が、実際に使ってみた感想を紹介します。
●ワークマンから銭湯セットが登場
昨年、ワークマンは「#ワークマン女子」店限定でサウナセットを発売しました。内容は、サウナハット、サウナマット&収納袋、タオル、巾着(5枚)、トートバッグの5点。1780円という安さも相まってすぐに完売となってしまいました。
現在は、「WMサウナセットVer2」という商品名でレギュラー販売されており、サウナマットの収納袋と巾着の代わりにスライダーパックが新たに追加されています。
「サウナもいいけれど、銭湯バージョンも欲しい!」という要望を受け、2024年11月から販売されているのが「WM銭湯セット」。内容は、大判タオル(約98×52cm)、ゴシゴシタオル(ケース付き)、詰め替えボトルセット(3タイプ計5本、持ち運びに便利なストッパー付き)、スライダーパック(5枚)、そしてこれらを収納する塩化ビニル樹脂製ロールトップバッグです。
カラーは2種類あり、ブルーの方のロゴは「働男ノ湯」、ベージュは「ONSEN」となっています。
●タオル系の肌触りは最高
筆者は日帰り温泉やスーパー銭湯が大好きで、マイクロファイバータオル1枚でよく出掛けています。実際に沖縄旅行の際に本商品を携行したのですが、かなり便利だったので1つずつ紹介していきます。
まずは体を洗う際に使用する「ゴシゴシタオル」ことボディタオルです。素材はポリエステル100%で、生地は立体的に編み上げられています。ボディソープを含ませるとしっかりと泡が立ち、ソフトな肌あたりと合わせて皮膚を優しく洗い上げてくれました。
サイズは約98×26cmと長めに作られているので、大人の体格でも背中をしっかり洗えます。そして、ぬれた状態のゴシゴシタオルを専用ケースにしまえるというのはうれしい配慮でした。
ぬれた体を拭き上げる大判タオルは、バスタオルほど大きくはありませんが、綿100%の生地でガーゼとパイル地の2層構造のため吸水力が高いのが特徴です。
筆者はこれで十分でしたし、おそらく髪の毛が長い人でもこれ1枚で事足りるのではないでしょうか。加えて肌触りが柔らかく、湯上がりの心地良い気分にぴったりです。
●ボトルの中身もれを防げる工夫も
お気に入りのシャンプーやボディソープなどを少量ずつ持ち運べる、詰め替えボトルも3タイプ(計5本)付いています。内容はポンプ式が3つ、スプレー式とワンタッチキャップ式がそれぞれ1つずつです。
筆者は備え付けのもので十分というタイプなので使用していないのですが、ポンプ式のボトルにストッパーが付いている点は感心しました。
移動の際にこれを差し込んでおけば、バッグの中で他の荷物にポンプヘッドが押されても、液体が流出してしまうことを防げます。さらに、これらのボトルをひとまとめにできる透明なケースも同梱されており、まさに鉄壁の守りとなっています。
●スライダーパックは汎用性が高い
他にも、約21×16cmのスライダーパックが5枚付属しています。鍵付きのロッカーがないような秘湯で、貴重品を入れておくのに重宝しそうだなと思いました。
また、外したアクセサリー類をなくさないように入れておいたり、施設で必要な分の小銭を入れて財布代わりにしたりと、工夫次第でさまざまな使い方ができるでしょう。
●収納バッグも使いやすい
ここまでに紹介したアイテムを収納するバッグは、底部が約19×16cmのスクエア形状になっており、自立して使いやすいのがポイント。すべてのアイテムを収納しても余裕があるサイズなので、下着などの着替えを一緒に入れることも可能です。
バッグの開口部はロールトップになっているので、折り返しの回数で容量を調整できるほか、水分の出入りを防ぐ効果もあります。また、この部分を持ち手として使用したり、カラビナなどに引っ掛けて運んだりと、シンプルながらいろいろな使い方ができます。
長年、タオル1枚で済ませていた筆者にとっては目からウロコと言いますか、実際に使ってみて価格以上の価値を実感しました。筆者のような入浴施設マニアでなくても、例えば車などに常備しておくのもいいですね。
なお、この商品は「#ワークマン女子」店およびショッピングモール内の「ワークマンプラス」での販売となりますが、一部路面店での取り扱いもあり、各店舗の在庫状況はオンラインストアで確認できます。購入希望の人はまずそちらをチェックしてみてください。