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ソニー、「Xperia 1 VI」のカメラを虫眼鏡として使う技を実演 「肉眼では気づきにくいディティールまで写せる」点をアピール

ITmedia Mobile 2024年7月16日 16時38分

 ソニーが「Xperia 1 VI」のアウトカメラを使って、肉眼では見えづらいあるロゴを撮影した。そのロゴとはPlayStation 5用の「DualSense ワイヤレスコントローラー」に隠されたPlayStation Shapesロゴだ。

 DualSense ワイヤレスコントローラーには「△○×□」のボタンがあり、ゲームをプレイしたり本体のセットアップをしたりする際に使う。この形がDualSense ワイヤレスコントローラーにShapes(シェイプス)ロゴとして刻まれている。触ってザラザラとした感触を確かめることはできるが、肉眼では確認しづらいはずだ。

 そんな見えづらいロゴは、Xperia 1 VIのアウトカメラを使えば、よりはっきりと確認できるそうだ。

 手順はこうだ。まずはXperia 1 VIでカメラアプリを起動する。次に「その他」というタブから「テレマクロ」モードを選び、見えづらいロゴにカメラを向ける。その後、スライダーを調整して、ピントを合わせ、どれくらいズームするのかを調整する。最後にシャッターを切れば完了だ。

 PlayStation 5の #DualSense ワイヤレスコントローラーのヒミツ

 実はこのコントローラーの一部の表面には無数のPlayStation Shapesロゴである「△○×□」で構成されているんです!

 Xperia1VI のテレマクロなら肉眼では気づきにくいディティールまで写す

●テレマクロってどのような撮影モード?

 ソニーが実演したテレマクロとはどのような撮影モードなのか。Xperia 1 VIのスペックを交えて、少し解説したい。

 Xperia 1 VIのアウトカメラは、超広角(16mm/1200万画素/F2.2)、広角(24mm/4800万画素/F1.9)、光学ズーム対応の望遠(85-170mm/1200万画素/F2.3-3.5)で構成される。

 デジタルズームは、光学系の制御を行わずに画像の一部を切り取って、望遠カメラで撮影したかのような仕上がりにする。一方、光学ズームは、画質の劣化を気にせずに、遠くの被写体でも大きく拡大して、高精細に写し出すことが可能だ。

 ソニーはこの光学ズームをXperia 1 VIの武器にし、遠くの景色や被写体をきれいに撮影できるようにした。

 テレマクロは光学ズームが可能な望遠カメラを生かしたマクロ撮影を指す。被写体から数十cm離れた場所から鮮明な写真を撮影できるため、人や手の影が入りづらく、超広角カメラでありがちな歪みもない。なお、テレマクロ使用時の最大倍率は2倍となる。

 ただ写真を撮るだけでなく、虫眼鏡の代わりにもなる、テレマクロが気になる方は、ソニーが7月14日16時にX(旧Twitter)で公開した動画をチェックしてみよう。

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